「スーパー獣医」野村潤一郎先生の動物エッセイ〈人気連載まとめ〉

第11回　ミクロの工兵たち

動物たちの命を守る砦として難病患者たちに高度な医療の数々を提供してきた野村獣医科Vセンター。その一つが再生医療です。細胞の培養から始まるこの新たな治療法を野村先生が始めて早7年。目に見えない世界で起こる再生と治癒のプロセスは、細胞たちと院長の会話によって進行します。記事を読む＞＞

第12回　コソ泥と愛犬

野村獣医科という空間においては、飼い主は等しく動物の命や健康と向き合っている存在であり、飼い主の職業や社会的地位で区別されることも、それが問われることもありません。とはいえ、なかには自らの素性を語り出す飼い主もいて、そこから思いがけない展開になることも……。記事を読む＞＞

第13回　怪物館の猫

さまざまな動物──鳥も、魚も、爬虫類も、両棲類も、昆虫も、原始的な節足動物も、まず自ら飼育してきた野村先生。動物たちの世話は診療が終わった後、時には朝まで。それは奇妙な動物たちと過ごす至福の時間なのです。一時は120頭を超える動物たちが集った研究室。そこは知る人ぞ知る、人呼んで “怪物館（やかた）”。記事を読む＞＞ 

第14回　眠れ、水難救助艇

クルマの世界ではかなりのマニアとして知られる野村先生。病院の１階には愛情込めて調整されたスーパーカーが美しいボディを煌めかせています。そこに一風変わったフォルムのクルマが一台。それが動物たちの命を水難から救うために用意した水陸両用車「アンフィレンジャー」です。こんな動物病院ほかにある!? 記事を読む＞＞

第15回　返された犬笛

ペットと人との出合いは千差万別。けれどどんな出合い方だったとしても、それは世界にたった一つだけ、一度きりの二つの命の出合いです。その偶然の神秘に気づいた時、人は命の摂理に一歩近づくのかもしれません。多くの人と動物とが交錯する野村獣医科。命の出合いが生まれ、小さな物語が積み重なっていきます。記事を読む＞＞