京都の龍神社へ。日本三大龍穴の一つがある貴船神社、「お伊勢様のふるさと」とも呼ばれる元伊勢籠神社

〔特集〕開運招福社寺と伝説を巡る　龍神絶景を行く　開運・招福につながる、龍ゆかりの寺社や聖地巡りが今ブームです。中国由来の霊獣、“龍”とは、日本人にとって、一体何なのか。龍神パワーが獲得できる“龍脈”や“龍穴”はどこにあるのか。そもそも日本の龍神信仰とは何なのか。2024年の干支、辰（龍）にゆかりの聖地を訪ね、謎多き日本の“龍文化”の実像とその不思議を紐解き、併せて2024年の開運を祈願します。前回の記事はこちら＞＞

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龍のように天高く昇る飛躍の年に。全国の龍神社をたずねて

古くから神聖な存在として日本で崇拝されてきた「龍神様」。日本のあちこちに龍神様をお祀りしている神社があります。龍のように天高く舞う、飛躍の一年を願って、授与品をいただきにお参りに出かけましょう。

【京都】貴船神社

奥宮社殿の下にある龍穴は、日本三大龍穴の一つとしても名高く、龍神のエネルギーが湧き出す場所である。記紀神話にも登場する水の神様、高龗神がお祀りされている。


左から・「竜土鈴」高さ7センチ、初穂料800円。「神龍」高さ8センチ、初穂料3000円。

貴船神社
住所：京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
TEL：075（741）2016
主なご祭神＝高龗神（タカオカミノカミ）
ご神徳＝諸願成就、縁結び、運気隆昌

【京都】元伊勢籠（この）神社

写真／yuchika〈PIXTA〉

伊勢神宮の神様がこの地から遷られたという故事から「お伊勢様のふるさと」とも呼ばれる。ご祭神である豊受大神のお使いが、天水分神という龍神であるとされている。

左・「神楽焼十二支守　辰」高さ3.5センチ、初穂料500円。右・「干支絵馬」縦9×横14センチ、初穂料500円。

元伊勢籠（この）神社
住所：京都府宮津市字大垣430
TEL：0772（27）0006
主なご祭神＝彦火明命（ヒコホアカリノミコト）、豊受大神（トヨウケノオオカミ）
ご神徳＝五穀豊穣、衣食住守護・諸業繁栄

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