エンターテインメント

上白石萌歌さんが振袖姿を披露!2024年は「一つでも人の心に届く作品を作れたら」

2023.12.25

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辰年生まれの時代の顔がまとう “年男年女”の 正月きもの 個性が際立つ晴れ着姿でご登場くださったのは、十二支の中でも架空の動物であり、隆盛の象徴とされる辰(龍)年生まれの皆さん。お仕事にかける思いや原動力、新年の抱負を伺いました。前回の記事はこちら>>

上白石萌歌さん

振袖を目にした途端、胸の前で小さく拍手をして、「色味がとっても好みです。晴れやかな気持ちになりますね」と目を輝かせた上白石萌歌さん。

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白地に桜や菊、松、笹などの文様を集めた上質な振袖。鹿の子文様を染めで表した赤の「染め疋田」も効いています。振袖・帯/創作京呉服多かはし 帯揚げ・帯締め・伊達衿/和小物さくら髪飾り(つまみ簪)/国際文化学園 塗りの櫛と簪・手がら/かづら清老舗 扇子/宮脇賣扇庵

俳優として、歌手adieu(アデュー)として、幅広い層から愛され、順風満帆に見えますが、高校時代は仕事と学業の両立で悩み、苦しんだ時期もあったといいます。

「あるとき、担任の先生に弱音を吐いてしまったら、『お前が選んだ道だから、責任を持ってやれ』といわれ、吹っ切れました。高校を卒業でき、大学卒業まで辿り着けたのは先生のおかげです。この言葉は今もいつも心のなかにあります」。


「大切にしているのは、しっかり食べて、眠って、人の目を見て話すこと」

そんな上白石さんが大切にしているのが、“基本的な生活”。

「私が演じるのは普通に生活している人たちなので、そのことを忘れないためにも、しっかりご飯を食べて、眠って、日常を送ることと、人の目を見て話すことを心がけています。いちばん自分らしいと感じるのは、スーパーの袋を両手に提げて歩いてるとき。俳優らしくないですよね(笑)」。

根っからの“エンタメ好き”で、「インプットのためにも、お休みの日は必ず映画か演劇を1本観るようにしています。疲れたときも、『とりあえず映画』という感じです」と朗らかに話す上白石さん。すべての中心に“演じるために”という思いがあることが伝わります。

「2023年は大学卒業という節目の年で、表現者としてよりいっそう自覚を持たなければと感じた一年でした。新しい年も、自分のすることに責任を持って、一つでも人の心に届く作品を作れたらと思っています」。

大きく澄んだ瞳の奥に、揺るぎない決意が見えました。

上白石萌歌(かみしらいし・もか)
2000年鹿児島県生まれ。2011年に「第7回『東宝シンデレラ』オーディション」グランプリ受賞。映画、ドラマ、CMで活躍するほか、adieuの名で歌手としても活動。ドラマ『義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル』が2024年1月2日放送予定。2024年3月~4月には舞台『リア王』が控える。

「年男年女の正月きもの」の記事一覧はこちら>>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2024年01月号

家庭画報 2024年01月号

撮影/鍋島徳恭 きものコーディネート/相澤慶子 取材・文/清水千佳子 ヘア&メイク/冨永朋子〈アルール〉 着付け/伊藤和子

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