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「幸せな人」が持っている要素、“幸せの4つの因子”を育てましょう

2023.12.27

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更年期世代のお悩み解決 心が楽になる“幸せ習慣” 第1回(1)ストレスフルで悩み多き50代女性はメンタルの不調に陥りがち。心の健康を保つため、幸福学の専門家・前野隆司先生とマドカさんご夫妻に、心が楽になり、より幸せになる方法を教わります。第1回は幸せとは何か、そして「幸せの4つの因子」について前野隆司先生にお話しいただきました。

幸せな人が持っている要素、「幸せの4つの因子」を育てましょう

「モノはあっても心が満たされない。このまま単調な毎日が続くの?」

前野隆司先生
前野隆司先生

まえの・たかし 日本の幸福学研究の先駆者。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。幸福学を世の中に役立つように応用し社会全体の幸せを目指す。

前野マドカさん
前野マドカさん

まえの・まどか 夫の隆司氏とともに幸福学を研究。幸せな社会を目指す会社「EVOL」を経営。幸せを広めるワークショップ、コンサルティング、研修活動、講演等を行う。

モノの豊かさから心の豊かさへ。変化してきた世の中の価値観

特に不自由も大きな心配もないけれど心が満たされない。今月のお悩みのような空虚感を前野先生はどのようにとらえますか。

現代人の典型的なお悩みだと思います。ここ30年近くの間に人々の価値観は大きく変わりました。ひと言でいうなら、お金、モノ、社会的地位など他人と比べられる財(地位財)から、愛情、生きがい、健康など他人との比較とは関係なく得られる財(非地位財)へ。つまり今はモノの豊かさより心の豊かさを求める時代だといえます。地位財によって得られる幸せは一時的なものです。長年欲しかったモノを購入したときや収入が上がったときの喜びは大きくてもやがて当たり前になり、さらに上が欲しくなります。一方、非地位財は長続きする幸せ──いわゆるウェルビーイング(wellbeing)をもたらします。


“ウェルビーイング”という言葉は最近よく耳にします。どのような意味ですか。

WHO(世界保健機関)の憲章で用いられた「身体的・精神的・社会的に良好な状態」を表す言葉で、健康・幸福・福祉のすべてが満たされた状態をさします。広い概念を持ち、例えば「幸福」で連想されるハピネス(happiness)は「楽しい」「嬉しい」といったニュアンスが強く、ウェルビーイングのごく一部だといえます。先ほどの比較でいえば地位財がもたらす一時的な喜びや満足感はハピネスに近いでしょう。最近ウェルビーイングが注目され始めた背景には、経済の低成長、少子化、格差、戦争、コロナ禍など全世界に閉塞感や不安感が蔓延する中で人々が今まで以上に幸せを願うようになったこともあると考えられます。

イラスト/浜野 史 取材・文/浅原須美

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