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2024年は物事を好転させる縁起のいい干支・辰年。正月、福を呼ぶ龍のしつらい

2023.12.01 | PR

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[伝統工芸 青山スクエア]季節を彩る美しき伝統の技 第3回

★のついている器は家庭画報ショッピングサロンでご購入いただけます。詳しくはページ後半をご覧ください。


中国では古来、龍は最も聖なる生き物とされ、権力、隆盛、吉祥の象徴として崇められてきました。十二支の中では唯一空想上の動物であり、願いを叶え物事を好転させてくれる縁起のいい干支です。そんな龍を生き生きと描いた工芸品が全国各地から「伝統工芸 青山スクエア」に集まっています。

日本瓦の三大産地の一つ、愛知県三州(西三河地方)の鬼瓦のプレートは、活力旺盛な龍。いぶし銀の立体的な姿は、今にも飛翔しそうな勢いがあり、部屋のコーナーに飾るとパワーを運んでくれるでしょう。

〔インテリアの主役にしたい龍のプレート〕鬼瓦は寺社などの建物の棟端に設置され、雨水の浸入を防ぐとともに、魔除けや厄除けの意味をもつ。職人は“鬼師”と呼ばれ、数少ない女性鬼師が製作したプレートは、玄関やリビングに置ける洗練のデザイン。辰年に飾れば家内安全のお守りに。「龍のプレート」6600円★/伝統工芸 青山スクエア

龍は水を司る神様でもあるので、お屠蘇やワインをいただくのにも、龍をあしらった器がおすすめ。さらなる福をもたらしてくれるはず。

〔蒔絵で描いた若冲の龍で新春の一献を〕伊藤若冲の水墨画「雨龍図」の龍をヒントに、「口を大きく開けた龍は、お酒を楽しむ雰囲気そのもの」と描いたのは、山中塗の蒔絵師。斬新な視点でとらえたユーモラスな辰蒔絵からめでたさが溢れ、新春の席を大いに楽しませてくれるはず。「辰蒔絵 干支栃盃」朱・黒各3万9600円★/伝統工芸 青山スクエア

〔金銀双龍のワインカップで寿ぐ初春〕金彩銀彩の龍が相見つめ合う双龍のワインカップは清水焼。「龍の水を得る如し」にちなみ、さらなる飛躍を誓って、今年のお屠蘇はこんなカップで飲みたいもの。京都清水焼展で京都市長賞を獲得した精緻な表現が見事。「ワインカップ金銀彩双龍」各8万8000円★/伝統工芸 青山スクエア

勇壮な龍模様が施された仙台簞笥の文箱には、食卓で使うカトラリーや盃などを入れて。辰年ならではの寿ぎのテーブルが完成します。

〔龍の飾り金具箱に器を入れてもてなしを〕木工、漆塗り、飾り鉄金具の3種の職人技による仙台簞笥は、 武士たちが刀や裃を保管し愛用したのが始まり。飾り金具の意匠として尊ばれたのは瑞兆の龍や唐獅子。龍をあしらった格調高い文箱は、大切なコレクションや盃ケースにも。新年の宴のための器類を入れてテーブルに置けば、辰年にふさわしい趣向が光る。「欅文箱(龍)」2万8600円★/伝統工芸 青山スクエア

●お問い合わせ

伝統工芸 青山スクエア

電話 03(5785)1301
URL:https://kougeihin.jp/

伝統工芸の手技をわが家に。干支・龍のアイテムを「家庭画報ショッピングサロン」で特別販売中!

1「龍のプレート」6600円

「龍のプレート」6600円

「龍のプレート」6600円

300年の歴史を有する三州鬼瓦。素焼き焼成後、酸素を遮断し、強制還元を行うことで独特のいぶし銀色を発色、強度も生まれる。寺や神社の鬼瓦の製作や修復が中心。プレートは、石膏型で粗成形し、細部は金べらで整える。神聖さや力強さは、こまやかな手作業の賜物。プラスチック皿立て付き。

●材質 陶土 
●サイズ(約)縦15.5×横15.5×厚さ2センチ 
●重さ(約)880グラム
●お届け予定日 ご注文の翌月末まで


2「ワインカップ金銀彩双龍」 1脚8万8000円

「ワインカップ金銀彩双龍」 1脚8万8000円

「ワインカップ金銀彩双龍」 1脚8万8000円

桜と紅葉を描いた雲錦手の脚やカップ内側の瓔珞文が、華麗で洗練された京焼らしさを伝えるワイン用の器。特筆すべきは双龍の表現。藍で濃淡をつけた鱗には、金銀の上絵の具を用いて立体的で躍動的な趣を描写。磁器を削り出し脚の細さ長さを作り上げている。飾っておきたくなる存在感がある。

●材質 磁器(陶石) 
●サイズ(約)径6.5×高さ16.2センチ
●重さ(約)200グラム
●電子レンジ・食洗機使用不可 
●お届け予定日 ご注文の翌月末頃


3「辰蒔絵 干支栃盃」各3万9600円

「辰蒔絵 干支栃盃」各3万9600円

「辰蒔絵 干支栃盃」各3万9600円

石川県加賀市の山中温泉地域で作られる山中漆器は、木地師、塗師、蒔絵師による分業が特徴。盃は、栃を木地師が薄挽き後、塗師により拭き漆が施される。若冲の龍の顔は、蒔絵師が漆で模様を描き、上から蒔絵粉(金・銀などの金属粉)を蒔いて装飾。洒脱な顔をした龍だ。

●材質 栃 漆 
●サイズ(約)径8.3×高さ3.3センチ
●重さ(約)各15グラム
●電子レンジ・食洗機使用不可 
●お届け予定日 ご注文の翌月末まで

 4「欅文箱(龍)」2万8600円

「欅文箱(龍)」2万8600円

「欅文箱(龍)」2万8600円

欅材を用い拭き漆が施された文箱は、流麗な杢目が印象的。鋳造金具で龍の装飾をあしらうことで、日常使いしやすい軽やかさを実現。四隅にも飾り金具を配し、格調のある意匠になっている。蓋と身の継ぎ目が平らに仕上げられた印籠蓋の作りも美しい。日々の食卓やリビングで、飾り収納として活用したい。

●材質 欅突板 漆 鋳造金具 
●サイズ(約)縦34.3×横25.8×高さ8.5センチ 
●重さ(約)1705グラム 
●お届け予定日 ご注文の翌月末まで


全商品共通のご案内

●申し込み期間
~2024年1月31日(水)まで

※送料は商品の代金に含まれません。
※商品は「伝統工芸 青山スクエア」より発送されます。
※商品は手作りのため、サイズや色、形、仕上がりなどが写真や説明と異なる場合があります。


連載「伝統工芸 青山スクエア]季節を彩る美しき伝統の技

第1回「今様の住空間のしつらいにふさわしいモダンな器で、月見とうさぎの宴を楽しむ」>>>

第2回「秋の夜長を楽しむための、五感に響く美しき工芸品」>>>

撮影/本誌・坂本正行 スタイリング/横瀬多美保 取材・文/片柳草生 『家庭画報』2024年1月号掲載。 この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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