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専門家のおすすめは?「フェムゾーン(デリケートゾーン)」の保湿アイテム

2023.12.11

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フェムケアの最新情報 更年期を心地よく過ごす5つの方法 第2回 更年期の不調や不快など女性特有の悩みをテクノロジーの力で解決していく“フェムテック"が近年進展を見せ、製品やサービスが数多く提案されています。気軽に始められるセルフケア方法を5つ、ご紹介いたします。前回の記事はこちら>>

【潤す】フェムケアでいちばん重視すべきは保湿

お話を伺った方 福山千代子先生

産婦人科医。MET BEAUTY CLINIC院長。金沢医科大学医学部卒業。20年以上にわたり女性特有の体の悩みや不調と向き合い、更年期障害をはじめ月経痛や月経前症候群などの治療に取り組む。(問)TEL:0120-776-123

佐藤亜耶先生

泌尿器科医。自由が丘ウロケアクリニック院長。日本大学医学部卒業。自身の出産を機に、女性特有の痛みや辛さに強く関心を持ち、女性と子どもの専門クリニックを2019年に開院。(問)TEL:03(3723)2000

潤いを与えることで、フェムゾーンの不快感を軽減

「フェムケアで何より大切なのは保湿。におったりかぶれたりの原因の多くは乾燥だからです」と佐藤先生。福山先生も、「膣はエストロゲンの影響を強く受けている部分。

エストロゲンの減少がコラーゲンの減少につながり膣の萎縮を招きます。そもそも膣の周りの皮膚は腕などに比べて40分の1の厚さしかありません。乾燥している肌がダメージを受けやすいように、フェムゾーンも乾燥していると傷つきやすくなります」。

そこで習慣化してほしいのがフェムゾーンの保湿。「入浴後は必ず保湿するようにしましょう。外陰部の皮膚、尿道や膣の入り口の粘膜に保湿アイテムを塗ってください。デリケートな部分ですから、天然成分でできたものがおすすめです」(佐藤先生)。オイルやジェルクリーム、ミストなどから好みを感触や使い勝手で選びましょう。

撮影/本誌・西山 航 スタイリング/阿部美恵 取材・文/河村美枝 別冊付録に掲載されている商品の価格は、原則として税込み価格であり、2023年10月6日現在のものです。価格は諸事情により変更されることがあります。また掲載した商品の色や素材感が、実際のものと若干異なる場合があります。最新情報については、各所にお問い合わせください。

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