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ベートーヴェンや幼きワーグナーをも驚嘆させたオペラ『魔弾の射手』の魅力

2023.11.18

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クラシック音楽を楽しく学べるトリビアを毎日お届け。

クラシックソムリエが語る「名曲物語365」 難しいイメージのあるクラシック音楽も、作品に秘められた思いやエピソードを知ればぐっと身近な存在に。人生を豊かに彩る音楽の世界を、クラシックソムリエの田中 泰さんが案内します。記事の最後では楽曲を試聴することができます。連載一覧はこちら>>

第79回 ウェーバー オペラ『魔弾の射手』

イラスト/なめきみほ

人の心を打ち抜く魔力を秘めた7つの弾丸の物語

今日11月18日は、ドイツ・ロマン派初期の重要な作曲家、ウェーバー(1786~1826)の誕生日です。

彼の名を世に知らしめたオペラ『魔弾の射手』は、ドイツ・ロマン派オペラの原点といえる名作です。同作のスコアを観たべートーヴェン(1770~1827)は、そこに書かれたたぐい稀な独創性に驚嘆し、幼き日のワーグナー(1813~83)は、このオペラを観て作曲家になる決意をしたといわれています。

まさに影響力抜群のこのオペラは、コンサートでもたびたび演奏される「序曲」をはじめ、ホルンが活躍する勇壮な「狩人の合唱」や、愛らしい合唱曲「花嫁は冠を編んであげましょう」などなど、聴きどころ満載。さらには、ジングシュピール(歌芝居)の傑作としても名高く、演劇の要素を多分に含んでいるあたりも、同業者たちを唸らせるゆえんなのでしょう。


“魔力を秘めた7つの弾丸のうち、6発は狙った獲物に命中するが、7発目は悪魔が望む的に向かう”という伝説の「魔法の弾丸」の物語は、人の心を打ち抜く摩訶不思議な魅力に満ちているようです。



田中 泰/Yasushi Tanaka
一般財団法人日本クラシックソムリエ協会代表理事。ラジオや飛行機の機内チャンネルのほか、さまざまなメディアでの執筆や講演を通してクラシック音楽の魅力を発信している。
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