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ホンダの車と音楽との関係とは? 往年の名CMでも使われたラヴェルの『ボレロ』

2023.11.17

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クラシック音楽を楽しく学べるトリビアを毎日お届け。

クラシックソムリエが語る「名曲物語365」 難しいイメージのあるクラシック音楽も、作品に秘められた思いやエピソードを知ればぐっと身近な存在に。人生を豊かに彩る音楽の世界を、クラシックソムリエの田中 泰さんが案内します。記事の最後では楽曲を試聴することができます。連載一覧はこちら>>

第78回 ラヴェル『ボレロ』

イラスト/なめきみほ

音の魔術師ラヴェルが描き出した“シンプル・イズ・ベスト”

今日11月17日は、本田技研工業(ホンダ)の創設者、本田宗一郎(1906~91)の誕生日です。

同社が手掛ける自動車やオートバイには、プレリュード(前奏曲)、アコード(和音)、コンチェルト(協奏曲)、バラード、ビート、ジャズといった車のほか、タクト(指揮棒)というスクーターなど、音楽にまつわる名称が数多く存在します。中でも、ラヴェル(1875~1937)の『ボレロ』が使われた2代目プレリュードのCM(1982年)は、クラシック音楽を使用したCMの白眉といえる素晴らしさでした。

「スペイン風のバレエ音楽が欲しい」というイダ・ルビンシュタイン夫人からの依頼によって生まれたこの曲の特徴は、全曲を貫く同一リズム。スネアドラムによって刻まれるリズムの数はなんと169回にも及びます。そこにさまざまな楽器による2種類のメロディが重なりながら壮大なクライマックスへと向かうシンプルな構造が、人々に愛されるゆえんなのでしょう。このCMを観た本田宗一郎氏もさぞやご満悦だったのではないかと想像します。




田中 泰/Yasushi Tanaka
一般財団法人日本クラシックソムリエ協会代表理事。ラジオや飛行機の機内チャンネルのほか、さまざまなメディアでの執筆や講演を通してクラシック音楽の魅力を発信している。
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