

千葉県と埼玉県のラン生産農家さん3軒で運営しているのが「蘭佳舎」さんで、そのラインナップがとにかく魅力的なのです。珍しい品種や新品種が豊富にあり、それを見ているだけで胸がときめいてしまうほど。どの時期でもクオリティが高いカトレアを生産できるスキルは本当にすごいと感心しています。それもそのはず、3軒の農家さんで協力して開花調整をし、一年中品質のよいカトレアを出荷できるように工夫しているのだそうです。
『家庭画報』とのコラボレーションで、フルール トレモロが選んだ季節の花を毎月お届けする花の定期便、2022年11月には「蘭佳舎」さんのカトレア‘アメシステラ’も加えました。ほかにファレノプシス‘氷晶’、ダイヤモンドリリー、バラ‘ローズシノ’、リシアンサス‘NFサマーグレープ’と‘モカグリーン’など。
染み一つない純白の花弁、エレガントで整った花形。白のカトレアの中でも人気が高い‘ハワイアンウエディングソング’の美しさにはいつも惚れ惚れします。
‘ハワイアンウエディングソング’とリシアンサス‘NFオトナホワイト’。質感の異なる真っ白い花を共演させたアレンジです。リンドウ‘深山淡麗’の鮮やかな青紫をアクセントに散らし、ローズマリーやスペアミント、ユーカリなどのハーブをあしらったさわやかな香りの贈り花です。
もう1種、純白のカトレア‘ホワイトブライダル’で制作したアレンジをご紹介。カラー‘スノーストーム’、バラ‘ブルーグラビティ’との花合わせで、大人っぽい気品漂う贈り花に。9月に制作したのでヨウシュヤマゴボウで動きを出しましたが、今の時期なら実ものを加えてもすてきです。
シズル感を感じるほどつややかな赤紫のカトレア‘ベニブドウ’。この華やかな色彩は圧倒的な存在感です。こちらも「蘭佳舎」さんから取り寄せました。
カトレアの‘ベニブドウ’とケイトウ‘アスカセレクト ラビリンス’。インパクトのある同系色に、大きなローズヒップ‘センセーショナルファンタジー’を合わせた晩秋の贈り花です。薬局の新店舗オープンのお祝いに和歌山にお届けしました。スペアミントやテマリシモツケ、ユーカリなどのリーフを加えると、個性的ながらナチュラル感のある仕上がりに。
カトレア‘ベニブドウ’とイトギク‘ミスロイヤルカール’。花の個性を際立たせるために、ミックスせずに固めて挿したデザインにしてみました。ダイヤモンドリリーやケイトウ‘デリーパール’を加え、ペニセタム‘ファーリー’の穂をあしらうと、華麗でモダンな雰囲気のアレンジに。
こちらも「蘭佳舎」さんから取り寄せたカトレア‘トゥルービューティー’。ごく淡い青みがかったピンクに花心のえんじ色の組み合わせが絶妙。波打つ花弁の縁も美しく、1本でも絵になるカトレアだと思います。
バラ、ラナンキュラス、スカビオサ、カーネーション。濃淡ピンクの上にふんわりとカトレア‘トゥルービューティー’をのせたアレンジ。華麗な雰囲気は誕生日などお祝いの贈り花にぴったりです。コニファー‘ブルーアイス’のスモーキーな葉色で、大人っぽくまとめました。
お部屋に飾る季節のブーケのオーダーをいただき、カトレア‘トゥルービューティー’とバラ‘マリアジュリエッタ’、スカビオサ‘フォーカルスクープ パープルレース’など束ねました。出始めのスイートピー‘ブルーフレグランス’を花色ミックスのブーケのアクセントに。ダスティーミラーやユーカリなどのシルバーリーフが落ち着いた雰囲気をもたらします。
少し黒みを帯びた赤のカトレア‘アフリカンビューティー’。カトレアの花色はバラエティーに富んでいて本当に魅力的です。バラの‘カルペディエム’と‘カタリナ’を合わせ、ゴージャスな雰囲気のアレンジを米寿(88歳)のお祝いに贈りました。
編集協力/高梨さゆみ