カルチャー&ホビー

なぜ「SUV」はこんなに人気? 自動運転は暮らしを変える? 今、気になるクルマのQ&A

2023.09.13

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Q 環境と安全を配慮して、今、国産車を選ぶなら?

 
ハイブリッドのパイオニア トヨタ[プリウス]

ハイブリッドのパイオニア トヨタ[プリウス]

ハイブリッドのパイオニア トヨタ[プリウス]

“21世紀に必要とされる車づくりをしよう”からスタートしたトヨタの環境車開発。1997年にハイブリッド車の「プリウス」が誕生し、2023年1月には5代目が登場しました。現在はトヨタのほぼすべての車種にハイブリッドカーをラインナップ。今や世界で人気の「プリウス」の新型では、内外装のデザインもますます洗練されています。

安全性の「アイサイト」スバル[インプレッサ]

安全性の「アイサイト」スバル[インプレッサ]

安全性の「アイサイト」スバル[インプレッサ]

クルマに乗るすべての時に安全を提供する「総合安全」を掲げるスバル。代表的な安全技術「アイサイト」は、ステレオカメラで車両前方を認識し、事故を未然に防ぐだけでなく、先行車追従機能でドライバーの疲労を軽減し、より快適で安全な移動を提供。新型インプレッサは、さらに広角単眼カメラを加えた新世代アイサイトを搭載しています。

日常使いの新しいパートナーとしてEVの「軽」 日産[サクラ]

日常使いの新しいパートナーとしてEVの「軽」 日産[サクラ]

日常使いの新しいパートナーとしてEVの「軽」 日産[サクラ]

「リーフ」の登場でEVの普及を牽引した日産は現在、「リーフ」「アリア」「サクラ」と異なるサイズのEVを販売しています。特に「サクラ」はEVの技術と日産らしいモダンで上質なインテリアを融合し、軽自動車の新たな価値を創出。住宅街の細い道でも難なく通れる小さな車体と日常使いに便利な航続距離が魅力です。

Q これからはやっぱり「EV」?

EV(エレクトリック・ビークル)とは電気をエネルギー源として走るクルマ(電動車)。広い意味ではハイブリッド車、燃料電池車も含まれますが、バッテリーだけをエネルギー源とするEVはバッテリーEV(BEV)と呼ばれています。燃料を燃やして走る既存の自動車が排出する二酸化炭素は温暖化の一要因。解決策としてさまざまな電動車の普及が必要です。

EQB(奥)は、最大7人乗りが可能なファミリー向けSUV。EQS(手前)は、最大700キロの航続距離を誇るフラグシップモデルのセダン。いずれも100パーセント電気自動車。

EQB(奥)は、最大7人乗りが可能なファミリー向けSUV。EQS(手前)は、最大700キロの航続距離を誇るフラグシップモデルのセダン。いずれも100パーセント電気自動車。

例えばメルセデス・ベンツはすでにすべてのクラスに電動車をラインアップ。現段階ではハイブリッド車も販売していますが、脱炭素を掲げる企業として2030年までに新たに販売する全モデルをBEVにする取り組みを推進しています。


またBEVは自宅に充電器や電力供給機器を備えれば蓄電池としても活用できます。メルセデスで最も大容量のバッテリーを搭載するEQS( 航続距離は700キロ)の場合、満充電の状態であれば約7日分の家庭用電源として利用できるそうです。

メルセデスのBEVは全て急速充電器(CHAdeMO)に対応。

メルセデスのBEVは全て急速充電器(CHAdeMO)に対応。

エンジンを搭載しないBEVは静粛性に優れ、デザインにも新しさが感じられます。ソーラーパネルで電気を作るなど自宅で充電ができる環境ならばBEVも選択肢として賛成ですが、充電環境やカーライフを考慮すると現段階ではハイブリッドをはじめとする二酸化炭素排出量の少ない「電動車」をおすすめします。

撮影協力/メルセデスミー東京(六本木)

特集「私の愛車物語」の記事一覧はこちら>>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2023年09月号

家庭画報 2023年09月号

撮影/本誌・西山 航 『家庭画報』2023年9月号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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