村元哉中さんと高橋大輔さんが語る「フレンズ･オン･アイス2023」の見どころと、現役引退後の日々

パフォーマンスの喜びと、演出の魅力。アイスショーの新たな可能性を見つけたい

現役引退後、初めて披露する新プログラムはシェイリーン・ボーンさんによる作品。練習に余念がない村元さんと高橋さん。

――現役引退表明後、アイスエクスプロージョン、プリンスアイスワールド、ザ・アイスといったアイスショーに出演されてきましたが、どのような気持ちで臨まれていましたか？

D　ショーに出演する際にはいつも「ベストなパフォーマンスをお見せして、皆さんに楽しんでいただければ」という気持ちで臨んでいるので、そこに変わりはないのですが、最近はお客さんがそれぞれのショーを観て、どのような感想を抱かれるのかを確認するようにしています。これからアイスショーなどをやっていく上で、どういう着想でいくか。今まではあまりそういう意識でショーを見ていなかったのですが、客観的な視点も含めて考えなければということをここ最近改めて感じています。


K　私は、アイスショーって楽しいなと思いながら過ごしていました。現役を引退しても、自分のやってきたことをパフォーマンスできる場所があるのはスケートならではですよね。ファンの皆さんからいただいた多くのお手紙に、とてもいいことが書かれていて。これからどうなっていくか、今はまだわからないことも多いけれど頑張ろう！と思えて、有難かったです。

そして、私にとっては「アイスエクスプロージョン2023」がとても印象的でした。その場にいてぐっとくるものがあり、これからのアイスショーにはいろいろな可能性があるなと感じた日々でした。大ちゃん、頑張って続けて！（笑）