エンターテインメント

高麗屋の気風を、たおやかに受け継ぐ。松本紀保さんがプロデュース公演を開催

2018.03.16

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今夏は花園神社野外劇『天守物語〜夜叉ケ池編2018〜』に出演予定。劇団「椿組」恒例の夏のテント芝居だ。

――思いを着実に形にしている紀保さん。やはり高麗屋さんの血筋を感じます。お父様(当時は松本幸四郎だった白鸚丈)が『アマデウス』と『ラ・マンチャの男』で主演・演出を務められた際に、演出助手をされたことも役立っているのでしょうか?


「舞台の上に立っているだけではわからない苦労を、多少でも知ることができたという点では、役に立ったかなと思います。両親には、こういうことをやりたいという自分の思いだけはきちんと伝えているので、応援してくれています。内心どこかで“またそんな大変なことを”と思っているかもしれませんけど(笑)」

――今後もプロデュース公演を続けていかれる予定ですか?



「そうですね。私自身がそうだったように、第1弾公演をきっかけに色々なご縁が生まれて、キャストやスタッフさんが、お互いが関わっているお芝居を観に行ったり、公演に参加することになったりと、新しい繫がりができたんですね。私にとっては、それがすごく嬉しくて。第2弾がご縁で、また繋がる方も出てくると思います。それを楽しみに、今後も続けていけたらなと思っています」

 



※サイン入りチェキのプレゼント応募は、申し込みを締め切りました。

 

松本紀保/Kio Matsumoto

俳優
1971年、東京都出身。1995年、TPT公演『チェンジリング』で女優デビュー。以降、『マトリョーシカ』、ミュージカル『ラ・マンチャの男』、『虹を渡る女』など、さまざまな舞台で活躍。また、『アマデウス』、ミュージカル『ラ・マンチャの男』では、父・9代目松本幸四郎(現・白鸚)の演出助手を務める。2013年に劇団チョコレートケーキ『治天ノ君』で読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞。2016年には同作品のロシア3都市での公演に出演している。
松本紀保プロデュースvol.2『Farewell』
4月7日~15日/サンモールスタジオ 一般前売り4000円、当日4300円(6日~8日は早割料金につき前売り3800円、当日4000円) お問い合わせ/松本紀保プロデュース matsumoto.kio.produce@gmail.com
脚本/松本哲也(小松台東) 演出/青山 勝(劇団道学先生) 出演/伊達 暁(阿佐ヶ谷スパイダース)、久保貫太郎(クロムモリブデン)、山田百次(劇団野の上/ホエイ)、柿丸美智恵、異儀田夏葉(KAKUTA)、斎藤ナツ子、小野川 晶(虚構の劇団)、松本紀保
http://matsupro1121.blog.fc2.com/

 
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