〔特集〕新時代の王室を祝い、活気ある街を旅する 新しい英国
2023年5月6日、エリザベス女王のとき以来70年ぶりに戴冠式が行われました。新国王チャールズ3世誕生に沸くイギリスで、王室ゆかりの場所と、ロンドンから少し足を延ばして訪れたいマナーハウスへご案内します。
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英国王室御用達の名店へ
中央は「BB&R English Sparklingwine Blanc de Blancs 2017」36ポンド。左はエドワード7世が冬の狩猟時に体を温めたリキュール「THE KING’S GINGER」25ポンドほか。
創業325年、英国最古のワイン商
Berry Bros.& Rudd（ベリー ブラザーズ＆ラッド）
ロンドンにある最古の宮殿の一つ、セント・ジェームズ宮殿の目の前に店を構えるワイン商の創業は1698年。現在はオフィスとして使われている旧店には、かつてスパイスやコーヒーを扱っていた名残で、大きな天秤が天井から下がり、病院の代わりに無料で顧客の体重を測るサービスをしていたといいます。
現在は一つ角を曲がったところにショップを構え、近年品質向上が目覚ましいイギリスのスパークリングワインのほか、フランスの銘醸地のワイン、ジン、ウィスキー、ポートワイン、さらには日本酒まで、世界各国からセレクトしたお酒が揃い、試飲コーナーもあります。
趣ある旧店の店構え。3 St. James Street, London SW1A 1EG
TEL：+44（0）800 280 2440
（営）10時～19時（土曜は～18時）
月曜・日曜・祝日休
日本でのお問い合わせ先／日本支店 TEL：03（3518）6730
※1ポンド＝約181.7円（2023年7月11日現在）。施設や店の営業日や時間、料理の内容等は諸事情により変更になる場合があります。表示の料金には別途サービス料や税がかかる場合があります。事前に確認のうえ、お出かけください。
※次回に続く
