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がんの放射線療法の副作用は?「急性影響」と「晩発影響」に分けられる

2023.08.15

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がんまるごと大百科 第8回【放射線療法編】(03) がんの3大治療法の1つとして効果を上げる放射線療法。その適応や方法はさまざまで、がんの種類や大きさ、ステージなどによって異なります。放射線療法の実際について、国立がん研究センター中央病院 放射線治療科科長の井垣 浩先生に伺います。前回の記事はこちら>>

副作用を減らす照射法が開発され、手術や薬物療法との併用も進む


井垣 浩先生(いがき・ひろし)井垣 浩先生

国立がん研究センター 中央病院 放射線治療科 科長。1995年東京大学医学部を卒業。2002年同大学大学院医学系研究科にて博士(医学)を取得。都立駒込病院、帝京大学医学部准教授等を経て、2014年に国立がん研究センター中央病院放射線治療科に入職。2021年から現職。

事前の計画どおりに毎日照射を受けるのが原則


放射線療法では事前に治療計画が綿密に立てられます。


外照射では、画像検査によって照射部位を定め、そこに確実に照射できるよう、そして、他の部分にできるだけ放射線が当たらないよう、固定具を作製し、体に印をつけます。そして、照射回数や1回の照射量をコンピューターに入力して線量分布が計算されます。がん組織に吸収される放射線量はGy(グレイ)という単位で示されます。

部位や組織・細胞のタイプによって放射線によるダメージが異なるため、放射線量はがんの種類やステージなどに応じて細かく決められます。通常、早期がんでは数回から40回程度までまちまちです。進行がんの脳転移や骨転移といった転移巣への照射は1回から10回が目安です。始まると毎日同じ姿勢で照射を継続します。

「放射線照射を繰り返すことで、がん細胞へのダメージを積み重ねていくイメージです」と井垣先生。「外照射では平日5日間に照射して土日は休みです。この休みがあることも考慮に入れながら放射線の効果が十分に出るようにスケジュールが組まれています」。

照射時間自体は1〜2分程度で、診療放射線技師が担当します。照射期間中に放射線腫瘍医が定期的に診察し、看護師が体調確認をするのが一般的です。同時化学放射線療法では外来化学療法と放射線照射を同じ日に行います。

【放射線療法の流れ】


●照射部位や線量は事前に細かく設定される放射線療法の流れ

国立がん研究センター「がん情報サービス/放射線治療」および取材などを参考に作成
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