魏老師に教わる、風水の心得と2023〜24年の展望「2023年後半は我慢の時期」

風水は人生の羅針盤。魏老師に教わる「風水の心得と2023〜24年の展望」

人々の生活や行動様式の基盤にある風水

宜蘭の開運スポット巡りはいかがでしたか? たくさんの神様がいらして驚かれたのではないでしょうか。多神教の台湾では儒教、仏教、道教が融合されているので、神様の住まいである廟や宮、仏教のお寺に他宗教の神様も祀られているのが特徴的。多くの神様を信じ、祈り、お詣りする民間信仰のかたが多いことから、一堂に会するスタイルが合理的なのです。

また、信心深い台湾の人々にとって、風水は人生の羅針盤です。方角、日付、色などを決める際、運気が上がる選択をしたり、旧暦に置き換えて考えるのは普通のこと。


私は台北のランドマークタワー、“台北101”（地上101階建ての超高層ビル）に入っている全企業のご相談に乗っていますが、経営者や人生で迷う問題があるかたは恐らく皆、ご縁のある風水師に相談されているはずです。

神様から「2023年後半は我慢の時期」と伝言

自分が人と少し違う、予知能力があると確信したのは7、8歳の頃。神様と交信できる能力を与えられた私が「人を救うお手伝いがしたい」と思い、風水師の道を歩み出したのは必然でした。

私は関羽様（關聖帝君）と交信しメッセージをお伝えしているのですが、2023〜24年は、全世界的に経済面がよくありません。特に23年は地震、台風といった天災が続きそう。年末には新型コロナウイルス感染者が少し増加しますが、多いのは今年まで。24年は23年よりいろいろな状況が改善され、少し安心して過ごせるようになるでしょう。

我慢の時期、日本の皆さんにおすすめなのは聖観世音菩薩様が祀られていたり、風水的によい、山にあるお寺や神社へのお詣り。浅草寺の聖観世音菩薩様には御利益があり、日光東照宮や清水寺は場所が素晴らしい。

一人一人が徳を積むことでも社会、国家の運気が上がっていきます。台湾の開運スポットにもぜひいらしてください。

魏嘉誾

玉尊宮の香炉。お線香の煙でスマホやお守りを浄化している参拝者も。

三清宮、三尊像の前では多くの人々が、一心に祈りを捧げていた。