インテリアレッスン

インテリアレッスン23 いつもの空間がテーブルクロスで美しく七変化

2018.03.13

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温かな素材感があるチャコールグレーの別珍のラウンド型クロス。床すれすれの丈で優雅なドレープを楽しむ。

Tips2
季節とシーンに合わせた色と素材感


「テーブルコーディネートは、いわばカラーコーディネート。セッティングのイメージを心の中で描いたら、まずテーマカラーを決めることが多いのですが、クロスはカラーコーディネートを楽しむための主軸となるアイテムなんです」


人が、色彩から感じる印象は意外に強いもの。

これまでご紹介してきたレッスン1レッスン2の初秋のおもてなしテーブルでは紫、レッスン4のハロウィンでは鮮やかなオレンジ色、レッスン11のクリスマスはシックなボルドー色、レッスン14のお正月迎えの清らかな白というように、シーンにふさわしい色彩を、広い面積を占めるクロスで取り入れてイメージチェンジさせていることがわかります。

さらに多美保さんは、「色の他に、質感もその季節らしさを表現するポイント」と言います。秋から春までのシーズンには、ふっくらとしたキルティング加工やベルベットのような素材のテーブルクロスが掛かっているだけで、室内全体にぬくもり感が広がります。



お正月のデザートテーブルには、天板ぴったりのサイズに誂えたクロスを敷いた。和の器を使ったコーディネートもモダンな趣に。

Tips3
丈の長さで印象が決まる。選び方のコツ


「ダイニングテーブルでは、基本的には周りに下がる部分が20cm程度になるようにしています。着席したときに膝にかからないくらいが目安です」。長すぎると膝にぶつかり、クロスが引っ張られてしまうことも。テーブルのサイズを測って大きさをきちんと把握して選ぶことが基本です。

多美保さんがデコレーションテーブルやサブテーブルとして使っている丸テーブルは、丈の長さによって印象を変えます。

「美しいドレープが出る床すれすれの丈はエレガントに。天板ぴったりに誂えたものは、すっきり現代的な雰囲気に」。どこか女性のスカート丈にも通ずる感覚です。

ときにはフルクロスの上に、プレイスマットやトップクロスなどを重ねることもあるそうです。多美保さんのテーブル上の色遊びは尽きることがありません。
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