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自分のがんの状態や標準的な治療法を理解することが治療選択の第一歩

2023.06.15

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がんまるごと大百科 第6回【治療の選択編】(02) がんと診断されたとき、納得して自分に合う治療法を選ぶためには、情報収集や医療者とのコミュニケーションが大切です。治療の選択にかかわる重要なポイントを国立がん研究センター がん対策情報センター本部の若尾文彦先生に伺います。前回の記事はこちら>>

病状を知り、思いを話して医療者とともに治療を考える


若尾文彦先生(わかお・ふみひこ)
若尾文彦先生

国立がん研究センター がん対策情報センター本部 副本部長。横浜市立大学医学部卒業。1988年、国立がんセンター中央病院に入職。放射線診断部医長、がん対策情報センターセンター長などを経て、2023年より現職。信頼できるがん情報の発信と普及、がん対策評価などに取り組む。

疑問点は、主治医やほかの医療者に遠慮せずに聞く



病状を知ったところで、主治医に標準治療の中でも自分に合う治療法(1つの進行期に複数の標準治療があることが多い)、そのメリットやデメリット、治療にかかる時間、社会復帰できるまでの経過などを尋ねます。「国立がん研究センター がん情報サービス」に患者からの質問例が出ています(詳しくはこちら>>)。

がんや治療法を知り、選択するには多くの情報が必要です。

「わからないことは患者さんの情報をいちばん持っている主治医に聞きましょう。療養生活に関しては看護師や医療ソーシャルワーカーなどが力になります」。

インターネットや書籍で検索するときには、いつ、誰が、どんな目的でその情報を掲載しているのかをチェックすることが大切です。

「がんの治療は急速に進歩しているため、少なくとも3〜5年以内の情報が目安です」と若尾先生。

「公的機関の情報が安心です。気になる情報は診察時に印刷して持参し、医師に尋ねるといいでしょう」。

気をつけたいのは患者さんの体験談です。

「医療者にはわからない患者さんの気持ちや生活上の工夫などが参考になります。ただし、治療については、同じがん種でも病状や性質に個人差があること、治療法も変化していることを念頭に置いてください」。



【関連情報はココに!】
がんと診断されたときの情報収集に「がん情報サービス」を利用しましょう


●がん診療連携拠点病院・がん相談支援センターを探す>>
がん情報サービスサポートセンター:0570-02-3410(ナビダイヤル平日10時~15時)

●診断と治療
がんと診断されたあなたに知ってほしいこと>>


●患者必携
がんと診断されてから治療が始まるまで>>


●治療にあたって
セカンドオピニオン>>






明日は、がんの治療の選択にあたって、主治医や医療者に伝えたいことについて、詳しく解説します。

がんまるごと大百科

1「女性の2人に1人はがんにかかる時代です」
1−1 2人に1人はがんにかかる時代、正しい情報を知りましょう
1−2 男性よりひと足早く、30歳過ぎから増える女性のがん患者。その理由は?
1−3 早期発見なら多くのがんは助かる病気。かかることを想定してリスクに備えましょう

2「5つの健康習慣を実践してがんをできるだけ予防する」
2−1 女性のがん要因として最も多いのは「感染」。がん予防につながる5つの健康習慣とは
2−2 がん予防にはまず禁煙や節酒を! 嗜好品の摂り方をチェックしましょう
2−3 がんのリスクが約4割下がる5つの健康習慣。運動を欠かさず、適正体重を保ちましょう

3「早期発見に役立つ根拠のある検診を受ける」
3−1 がん検診を正しく利用してがんによる死亡リスクを減らす
3−2 目的はがんを早期に発見し適切な治療をすることでがんによる死亡を減らすこと
3−3 国が推奨する検診を基本に自分のがんリスクに応じた検診を賢く選んで受ける

4「納得できる治療のために病院選びのポイントを知る」
4−1 自分のがんの状態について把握するのが第一歩
4−2 医療体制だけでなく、生活支援や地域連携、情報公開も選択のポイント
4−3 がん診療連携拠点病院等では医療・生活支援体制が整っている

5「診断や治療選択に欠かせない検査の重要性を理解する」
5−1 どのような目的のもと、どんな精密検査が行われるのか理解する
5−2 特定の検査だけを信頼せず、さまざまな診療情報をもとに総合的に診断していく
5−3 がんの広がりを調べることで決まってくる「病期」は治療選択の際の重要な目安に

6「病状を知り、思いを話して医療者とともに治療を考える」
6−1 現状を理解し、治療や生活の見通しを立てる
6−2 自分のがんの状態や標準的な治療法を理解することが治療選択の第一歩
6−3 自身の希望、不安や体調を主治医やほかの医療者に率直に伝える(6/16公開予定)
イラスト/にれいさちこ 取材・文/小島あゆみ

『家庭画報』2023年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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