絶景・温泉・ワインを一度に楽しめる。大地の恵みを五感で味わう“滞在型ワイナリー”

ワイナリーステイ トラヴィーニュ（新潟・新潟市）

客室のテラスから見える雄大なぶどう畑と角田山。初夏には日ごとにぶどうの枝葉が伸びるさま、夏の終わりから秋には豊かに実る光景が一望できる。

広大なぶどう畑の中で豊かな自然とワインを堪能

新潟駅から送迎バスで約1時間。「ワイナリーステイ トラヴィーニュ」は、9ヘクタールほどの広大なぶどう畑を持つ「カーブドッチ」に佇むスモールラグジュアリーホテルです。ぶどう畑に面したわずか10室の客室はそれぞれインテリアが異なり、お気に入りの客室目当てのリピーターも。


「風景から調度品に至るまで、まるで海外のワインリゾートにいるような滞在を楽しめます。特に角田山（かくだやま）のすそ野に広がるぶどう畑が朝霧に包まれた光景には感動しました」（推薦者・石井宏子さん〈温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリスト〉）。

ぶどう畑や醸造棟を巡るワイナリーツアーや、ぶどうの枝や葉を取り入れた料理も楽しいレストランでの食事など、「ワイナリーに泊まる」という贅沢な時間を過ごせます。

角田浜の砂と風に育まれたぶどうで造られたワインは、華やかな香りと繊細な味わいが特徴。試飲やレストランでの料理とのペアリングで、特別なワインと出会えることでしょう。豊かな自然とホスピタリティに包まれ、やすらぎのひとときを。



ぶどう畑では日本海沿岸地域特有の砂質土壌に適したアルバリーニョなど約20品種を栽培。



大きな暖炉のあるラウンジはまるで海外にいるような雰囲気。目の前に広がるぶどう畑と角田山を眺めながらウェルカムドリンクのスパークリングワインが楽しめる。



ワイナリーツアーでは、ぶどう畑や醸造棟、地下のセラーを見学できる。試飲サービスもあり、ワインに込められた造り手のこだわりに触れることができる。



オリジナルの「どうぶつシリーズ」ワイン。ラベルに描かれた愛らしい動物の名は、それぞれの客室名にも冠されている。

大地の恵みを五感で味わう滞在型ワイナリー

隣接するフレンチ「レストランカーブドッチ」のシグネチャーメニュー。ぶどうの木で燻した越後牛のローストを味わえるのは、ワイナリーステイならでは。

地元新潟の季節の食材を取り入れた、9皿からなるディナー。素材本来の味を生かした繊細な料理とワインのペアリングが堪能できる。

ディナーの前には地下のセラーでアペリティフを。季節によってはぶどう畑に面した前庭で楽しむこともできる。

バーカウンターには、グラスワインやカクテルに加え、カーブドッチのワインの樽で熟成したブランデー「バレル」（1320円）も。

敷地内には、マルシェやカフェなどが点在しています。なかでも「ワイナリーステイ トラヴィーニュ」の宿泊客が無料で利用できる「ヴィネスパ」は、一日中でも滞在していたくなる温泉施設。

肌に優しいアルカリ泉質の温泉を中心に「アヴェダ」のスパやレストランがあり、さらに2層吹き抜けのラウンジスペースには、壁一面の書棚に10のテーマに分かれた約4000冊の本がずらりと並びます。「温泉にも入れるワイナリーステイ。時間が経つのを忘れてくつろげます」（石井さん）。

落葉樹に囲まれた「ヴィネスパ」の露天風呂。風の音や鳥のさえずりを聞きながらゆったりと心身を解放できる。

「どうぶつシリーズ」ワインと同じ名を冠した「ワイナリーステイ トラヴィーニュ」の客室は、一室ずつ異なる内装も人気。ベッドにドレープの美しい天蓋があしらわれた写真の「ふらみんご」は、一人旅の女性にも好評。全客室内からぶどう畑が望める。

「ヴィネスパ」では書棚の本を自由に手に取って閲覧でき、お気に入りの本は購入も可能。湯上がりには、ラウンジでワインや新潟産による季節のスイーツ、アフタヌーンティーなどを味わいながら、思い思いの時間を楽しむことができる。