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がんになった医療者の治療選択と向き合い方。診療放射線技師 林 祐樹さん 第1回(後編)

2018.03.09

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主治医からのメッセージ
「診療放射線技師としての成長を願っています」


生長会府中病院 副院長・整形外科部長 家口 尚(いえぐち・まこと)さん

生長会府中病院 副院長・整形外科部長
家口 尚(いえぐち・まこと)さん

1988年香川医科大学(現・香川大学)医学部医学科卒業後、大阪市立大学大学院整形外科、国立大阪病院(現・国立病院機構大阪医療センター)、淀川キリスト教病院等を経て、2017年から現職。
専門は骨軟部腫瘍、一般整形外科。
日本整形外科学会専門医、日本がん治療認定医、臨床研修指導医。


骨肉腫は強い痛みや骨折などが起こる前に大きくなっていることもあり、林さんが早く受診され、転移がない状態で見つかったのはよかったと思います。

林さんとはもう15年を超えるおつきあいになりました。今も半年に一度、患部と肺をX線検査などでチェックしていて、骨肉腫に関してはほぼ心配はありません。

画像検査を駆使する整形外科医にとって、診療放射線技師は大切なパートナー。また私のような骨軟部腫瘍の専門医は放射線療法でも診療放射線技師との協力が欠かせません。林さんが自身の闘病を通じて知った診療放射線技師という仕事を選び、活躍していることはうれしいですね。

患者さんの気持ちがわかる診療放射線技師として仕事を究めていってほしいと願っています。
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