ちなみに、タロットカードの16番は「タワー」で崩壊を表し、17番「スター」は、崩れた瓦礫の間から綺麗な夜空の星が見えるといった流れになります。
違う言い方をすれば、壁が崩れなかったら夜空の星が綺麗なことにも永遠に気づかなかった、ということになります。例えば、この職場やこの立場を死守している限り新しいものは何も見えない……。これからも、ずっとこの人と一緒に居たら他の感動に出会えない……、みたいに。
つまり、4月は様々な形での崩壊が、我々の身に起きてくるかもしれないというわけです。
そこでの挫折をきっかけに、あるいは糧に「更に強くなろうと思うところに、新しい光や可能性が見出される」ということなのだと思います。先月の終わりに“死と再生”を司る冥王星もサインチェンジしていますから一旦何かをチャラにしないと何も入ってこないのかもしれません。
また、繰り返しになりますが天秤座ということで、「人間関係」を通してそんな体験をする、もしくはそんな思いをすることが多めな一か月になるような気がします。