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いつも手もとに、月の光を。世界最古の時計メゾン「ヴァシュロン・コンスタンタン」の魅力

2023.02.20

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ヴァシュロン・コンスタンタンを支える3つのクリエイティビティ


ほかとは一線を画する3つの技術が、老舗メゾンの時計をさらに特別なものにしています。

(1)レ・キャビノティエ


ヴァシュロン・コンスタンタン

世界に一点だけの時計をオーダー

オーダーメイドで自分だけの時計を注文することが可能。メゾンのレ・キャビノティエ部門とやり取りをしながらデザインを決めていきます。もちろんメティエ・ダールの技法を駆使したデザインも。一点ものを受けている時計メゾンは、世界でも数社しかありません。

ヴァシュロン・コンスタンタン

例えばケース側面に好みの文様などを立体的に彫ることができます。ケースの素材や形状、大きさなどをレ・キャビノティエ部門と相談しながらデザインを決めていきます。

(2)メティエ・ダール


ヴァシュロン・コンスタンタン

267年の歴史が詰まったアートピースの支柱的存在
生産本数が限られ、非常に希少性の高い「メティエ・ダール」コレクション。芸術、歴史、文化からインスピレーションを得て製作される芸術作品ともいえるタイムピースの数々は、世代を超えて受け継がれてきた時計職人たちの技術の高さを証明しています。

ヴァシュロン・コンスタンタン

2019年から始まったルーヴル美術館とのパートナーシップ。コラボレーション作品の一つである「ダレイオス王のライオン」では、たくましいライオンの姿が彫金で見事に甦りました。

(3)修復


ヴァシュロン・コンスタンタン

メゾンで製作されたすべての時計は修復が可能
時計の修理・修復への対応はブランドによってさまざま。修復できるのは製作の30年後までなどと期限を設けるブランドが多いのですが、ヴァシュロン・コンスタンタンは1755年創業という長い歴史において、製作年が古い時計でも修復できる高い技術を持っています。

ヴァシュロン・コンスタンタン

古い時計の修理・修復に欠かせないのが、製作当時の情報。ヴァシュロン・コンスタンタンには、オーダー当時の顧客台帳や古いパーツのストック、設計図などがしっかりと残されています。
表示価格はすべて税込みです。
撮影/Fumito Shibasaki〈Donna〉 構成・文/市塚忠義

『家庭画報』2023年3月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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