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美しいブルーはまるで宝石のよう。早春の散歩道で見つけたい「シラー・シベリカ」

2023.02.06

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365日 花散歩に出かけよう 日々、何気なく歩く道や街で出会う花や花木の名前がわかれば、もっと散歩が楽しくなります。ガーデニングエディターの高梨さゆみさんが、季節の花や花木を毎日紹介。住宅街でも見つかる身近な植物や、人気の園芸品種もピックアップ。栽培のコツも紹介します。一覧はこちら>>

シラー・シベリカ


シラー・シベリカ
このシラー・シベリカは草丈10cmほど。鮮やかなブルーが魅力の‘スプリングビューティー’という人気品種です。

■属科・タイプ:キジカクシ科の秋植え球根
■花期:2月〜4月中旬

■草丈:10〜20cm

鮮やかなブルーの小さな花はまるで庭の宝石!


早春に咲く小さな球根花、3回目はシラーを紹介します。シラーには多くの種類があり、放任で増えるタイプが多いため、昔からよく個人邸の庭や外周りの植栽でもよく利用されています。

そのシラーの中でもっとも開花が早いのが、小アジアからコーカサス地方原産のシベリカで、草丈が低くミニサイズなのが特徴です。シラーにはベル型の花を咲かせるタイプと星形のタイプがありますが、シベリカは花弁をパッと開いた星形タイプ。地面に近い所で星形の花が咲く様子はとても愛らしく、散歩道で見つけるとしゃがみこんで眺めることもしばしばです。

ブルーと白の花色がありますが、とくに人気が高いのが鮮やかなブルーの花を咲かせる‘スプリングビューティ’という園芸品種です。この花を観光ガーデンで見かけたとき、ガーデナーさんが「すべての花の中でいちばんと言えるくらい好き」と話してくれました。春の花には少ない美しいブルーはまるで庭の宝石のよう、ととても素敵な表現をされていたのが忘れられません。3月のオープン前から咲いているので、庭作業をしながらこの花を眺められるのは、ガーデナーならではの特権なのだそうです。

たしかにガーデンがオープンする3月中旬には、スイセンもチューリップも咲き出し、草丈の低いシラー・シベリカはそれほど目立たない存在になりがちなので、早春ならではの景色はこの時期しか楽しめないかもしれません。温暖地の観光ガーデンは冬季もオープンしているところもあるので、シラー・シベリカを見に少し遠出してみるのもおすすめです。

栽培の難易度


栽培の難易度 ★★☆☆☆

球根の植えつけ適期は10月〜11月。日当たりがよく、水はけのよい土壌に植えます。多少日当たりが悪くても花を咲かせます。ややアルカリ性の土壌を好むので、植えつけ前に苦土石灰をすき込んでおくのがおすすめです。植えつけ時に元肥を施せば、追肥の必要はありません。地植えの場合、水やりは雨まかせでかまいませんが、カラカラに乾燥しているときには水やりをします。花が終わったら摘み取り、葉は枯れるまでそのままにしておきます。夏季に休眠し、植えっぱなしでもよく年も花を咲かせます。自然に分球してよく増えます。

【難易度】
★ 容易・初心者向け
★★ 標準・初級〜中級者向け
★★★ 少し難しい・中級〜上級者向け
★★★★ 難しい・上級者向け
★★★★★ 栽培環境が限られる

高梨さゆみ/Sayumi Takanashi

イギリス訪問時にガーデニングの魅力に触れて以来、雑誌や本などで家庭の小さな庭やベランダでも楽しめるガーデニングのノウハウを紹介。日本、イギリスの庭を訪ね歩くほか、植物の生産現場でも取材を重ねる。
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