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ずっと心待ちにしていた「シクラメン・コウム」が咲き出しました

2023.01.30

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365日 花散歩に出かけよう 日々、何気なく歩く道や街で出会う花や花木の名前がわかれば、もっと散歩が楽しくなります。ガーデニングエディターの高梨さゆみさんが、季節の花や花木を毎日紹介。住宅街でも見つかる身近な植物や、人気の園芸品種もピックアップ。栽培のコツも紹介します。一覧はこちら>>

シクラメン・コウム


シクラメン・コーム

落葉樹の根元で咲くシクラメン・コウム。大きなシルバーリーフに濃いピンクの花。この対比がとてもチャーミング。

■属科・タイプ:サクラソウ科の宿根草

■花期:2月〜3月
■草丈:10〜15cm

この花が咲き出すのを毎年心待ちにしています


原種系のシクラメンのコウムが咲き出しましたね。小さくてかわいらしい原種系のシクラメンは、最近では苗も手軽に入手できるようになり、散歩道でもよく見かけるようになりました。

この花が咲き出すのを、じつは秋からずっと心待ちにしていました。同じ原種系でも秋咲きシクラメンとも呼ばれるヘデリフォリウムは、地面から花茎が伸びて花が咲き、花が終わると同時に葉が展開してきます。

ところがコウムは10月〜11月にまず葉が展開してくるんです。その葉がかわいらしいハート形なので、葉を見つけただけでうれしくなります。今年はいつ咲き出すかな?1月中に咲いてくるかな?など、そこを通るたびに花が咲く様子を思い描いて楽しみにしていました。

葉が展開したあと、花が咲くのを心待ちにしていたのは私だけではありません。観光ガーデンは冬季休園になるところもあり、仕事でその一つを訪ねたところ、ひっそりとしたガーデンでシクラメン・コウムが咲いていました。

ガーデナーさんによると、庭のオープン直前まで咲いているけれど、お客さまがいらっしゃる頃にはもう花は終わっているのだそうです。冬の間、剪定や苗の植えつけなどで忙しく作業しているガーデナーさんにとって、ちょうどその作業期間に花を咲かせてくれるシクラメン・コウムは、心をほっとさせてくれる存在なのだそうです。

コウムが咲き出せば、続けて小さくてかわいらしい早春の花たちの開花もまもなく。今年も無事に春が来てくれる、という安心感もあるそうです。

ヘデリフォリウム同様、コウムも長生きする球根植物で、その環境が気に入ると10年以上同じ場所で毎年花を咲かせます。散歩道で見つけたら毎年、花が咲く時期に通ってみてください。きっと年々株が大きくなって花つきもよくなっていますよ。

栽培の難易度


栽培の難易度 ★★☆☆☆

秋から葉が展開するので、その前の7月〜8月に植えつけます。早春〜初夏までは日差しが注ぎ、夏には日が遮られる落葉樹の下などが適しています。年間を通して明るい日陰の場所でもかまいません。水はけのよい土壌を選びます。成長点が光に当たるのを嫌うので、塊茎の表面が隠れる程度の深さに植えるのがポイントです。植えつけ時に元肥を施せば、追肥の必要はありません。地植えの場合、水やりは雨まかせでかまいませんが、からからに乾燥している時には株元にたっぷり水やりします。終わった花がらは花茎をひねりながら引っ張って摘み取ります。黄色くなった下葉も随時取り除きます。

【難易度】
★ 容易・初心者向け
★★ 標準・初級〜中級者向け
★★★ 少し難しい・中級〜上級者向け
★★★★ 難しい・上級者向け
★★★★★ 栽培環境が限られる

高梨さゆみ/Sayumi Takanashi

イギリス訪問時にガーデニングの魅力に触れて以来、雑誌や本などで家庭の小さな庭やベランダでも楽しめるガーデニングのノウハウを紹介。日本、イギリスの庭を訪ね歩くほか、植物の生産現場でも取材を重ねる。
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