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クリスマスの食卓にも! タサン志麻さんに教わる、ちょっと豪華な前菜とローストポーク

2022.12.14

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タサン志麻
フランス人の2品で晩ごはん【12月】

市販のコンソメにひと手間かけて主役級に


市販のコンソメにひと手間かけて主役級に

12月はゲストを招いて食事をする機会が増えます。クリスマスに友人と、年末に離れて暮らす家族と、またいつもの食卓にもちょっと豪華な料理が並ぶこともあるのではないでしょうか。今回はそんな楽しい時間にぴったりなメニューをご紹介します。


前菜はうにのコンソメジュレです。コンソメは一から作るととても手間がかかるスープですが、市販のコンソメにコンソメ作りに欠かせない玉ねぎとトマトでひと工夫しておいしく仕上げます。

うまみのかたまりといってもよい玉ねぎをしっかり炒めて甘みやコクをしっかり引き出し、トマトのキリッとした酸味が全体を引き締めると、市販のコンソメがワンランクアップして、ジュレにしたときの存在感が増します。

そんなコンソメジュレに合わせるのはちょっと豪華にうにです。つるんとした食感のジュレととろりと濃厚なうにはとても相性がよく、フレンチではよく見られる組み合わせ。それだけでも十分ですが、柔らかく煮た野菜を合わせて軽やかに仕立てました。

いつもより手のかかる前菜には、オーブンに入れっぱなしでできるメインディッシュを。こちらは家庭的でほっとする、まさに“グランメール(=おばあちゃん)”が作ってくれるような素朴で温かなローストポークです。

豚肉の表面をしっかり焼いたあとにフライパンに残ったうまみをソースにし、そのソースを吸った柔らかい野菜と、アルミ箔をかぶせてしっとり火を入れた豚肉は、素材の味を生かした体にしみわたるおいしさ。手順はとてもシンプルですが、かたまり肉の迫力もありご馳走感満載です。

献立には味のメリハリも大事ですが、手をかけるところとかけないところ、つまり作業のメリハリも大切です。

作るだけでヘトヘトになってしまっては、食べることを楽しめません。「作る時間より食べる時間を大切に」を忘れず、楽しく作って楽しく食べましょう!

◆志麻さんのキッチンが知りたい!◆
肉を焼いたあとのフライパンはうまみの宝庫


肉を焼いたあとのフライパンはうまみの宝庫

肉を焼いたときにフライパンに残る焼きあとはうまみがたっぷり。料理に使わない手はありません。

残った脂が多い場合は、フライパンを傾けてペーパータオルで適宜吸わせます。このときくれぐれもフライパンを拭いてうまみを取り除かないように注意してください。

水分を加えて火にかけ、木べらなどでこそげ取るとおいしいソースや蒸し汁になります。フライパンを洗うときもスムーズですよ。
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