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甘い味を控えめに。“マイナスの食養生”で血液を整え、更年期症状を軽減!

2022.10.11

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漢方の知恵と養生ですこやかに 第10回(02) 気候は過ごしやすく食欲も旺盛。行楽、芸術と楽しみ満載の10月ですが、気をつけたいのはホルモンの変調に伴う「血」の滞りと更年期症状。血液の材料となる食べ物の摂り方が、調子のよしあしを左右します。食欲の秋に食養生の大切さを、根本先生が丁寧に教えてくださいました。前回の記事はこちら>>
〔解説してくださるかた〕
横浜薬科大学客員教授・薬学博士 漢方平和堂薬局店主 根本幸夫先生

●前回の記事
「血」の滞りが更年期症状にも影響。秋のホルモンの変調を漢方の知恵で解説

甘い味を控えめに。“マイナスの食養生”で「瘀血(おけつ)」を改善



イラスト/浜野 史

控える、避ける、食べすぎない。これも立派な食養生


血液をつくるのは食べ物。つまり瘀血を解消するのも食にほかなりません。血液をきれいにする食材を積極的に摂るというより、血を汚したり血管を傷めたりする食材を避ける“マイナスの食養生”が基本となります。

最もよくないのは甘いもの。なかでもカカオを含むチョコレートと脂質の多いナッツは瘀血を悪化させます。栄養成分という概念もそれを調べる術もなかった昔は、食べ物と体調の関係を経験則で判断し、瘀血には「甘い味」がよくないと導き出しました。純正のはちみつ、無添加の手作りジャムなどは体によいイメージがありますが、漢方では成分と関係なく甘い味が悪影響を及ぼすと考えます。

面白いことに、甘いものを食べすぎるとまず最初に耳の穴がむずがゆくなります。耳の毛細血管の血流が滞り、粘膜が充血するためだと考えられます。大福やショートケーキを1個食べると、“解毒”するのに3日かかるといわれます。毎日食べていた人は1週間に3個、2個と減らし、たまに味わう貴重な甘さを楽しんではいかがでしょうか。

食養生をベースにしてこそ、瘀血によく効く漢方薬


脂質を多く含む食べ物の摂りすぎは余分なコレステロールが血管壁にくっついて血管を細くし、血流を損ねる恐れがあるので、控えめにしましょう。髪の毛によい食べ物には黒ごま、海藻類、貝類などが挙げられます。更年期のイライラにはサフランやシナモンを使った紅茶などがおすすめです。

瘀血の改善に用いられる漢方薬は桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や桃核承気湯(とうかくじょうきとう:便秘のあるとき)など。これらの薬には「気剤」といって、上に上がった気を下におろす働きのある生薬が含まれており、特にホットフラッシュに非常によく効きます。とはいえ、あくまでも“食養生を心がけてこそ、効く漢方薬”の大原則をくれぐれも忘れないよう。
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