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追悼・柳原一成さん。秋の恵み「近茶流のご飯」

2022.09.21

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ハレの日のお赤飯


追悼・柳原一成さん 秋の恵み 近茶流のご飯

古代の米は、南方からやって来たもち米の系統にあたる赤米などが主流でした。「赤」「朱」「丹(に)」とさまざまに表記されるアカは、古くから邪気を払う色、清められた色としても用いられてきました。時代が流れ、日常的な主食が消化しやすいうるち米へと変わっても、ハレの日に登場するのは「赤く」染めた染飯(そめいい)=お赤飯です。小豆ではなく、ささげを使用するのが、近茶流のスタイル。「煮ている間にパンクしませんし、色も美しく出ます。小豆よりも扱いやすいんですよ」と教えてくださいました。(2007年10月号)

赤飯

材料(作りやすい分量)と作り方

(1) ささげ大さじ5は水洗いをして鍋に入れ、水2カップとともに火にかける。沸騰して少し煮汁に色がついたら煮汁を一度捨て、渋きりをする。再び2 1/2カップの水を注ぎ、煮汁が黒っぽい赤色になるまで、中火以下の火力で煮る。

(2) ボウルに盆ざるをのせて(1)をあけ、ゆで汁とささげに分ける。

(3)ゆで汁(色水)を玉じゃくしで十数回すくい上げて、ボウルに落とすようにして汁返しをし、鮮やかなワイン色にする。

(4)鍋にささげを戻し、2 1/2カップの水を加えて中火にかけ、あくをすくいながら柔らかくなるまでゆで、汁ごと一晩おく。

(5)(3)の汁を冷まし、といだもち米3カップを浸して一晩おき、赤く染める。

(6)水気をきったもち米とささげを混ぜて、黄飯と同様にふたをして蒸す。途中で4~5回もち米をつけた色水で打ち水をし、箸で全体を返しながら40分ほど強火で蒸して、盤台にあける。

(7)小鍋に黒ごま大さじ1を入れて焦がさないようにいり、火を止めて塩小さじ1を加え、余熱で混ぜる。

(8)器に赤飯をよそい、(7)をふる。
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