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タサン志麻さんに教わる春野菜たっぷりの前菜&主菜のレシピ。新連載「フランス人の2品で晩ごはん」

2022.04.15

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タサン志麻
フランス人の2品で晩ごはん【4月】

春野菜を味わう

春野菜を思いっきり味わいましょう


文・タサン志麻

春はなんだかワクワクする季節。スーパーで春野菜に出合うとうれしくなります。今月はそんな春野菜をたっぷり使った献立をご紹介します。


フランス料理は、濃厚でカロリーが高いというイメージがあるかもしれませんが、意外にも野菜をふんだんに使ったヘルシーなメニューがたくさんあります。

我が家では和食も中華も食べますが、フランス料理を作る日こそ、野菜がたくさん食べられて、作るのも、片付けも楽ちん!と感じます。

フランスの家庭では一汁三菜というスタイルの和食とは違い、前菜と主菜の2品が基本です。必ずしもパンを準備するわけではありませんし、レストランのように何品も用意するということはありません。

初回のメニューはポークソテーです。たっぷりの春野菜をバターで煮たものを付け合わせにして、柔らかい野菜をソース代わりにします。

ポイントは豚肉の旨みをしっかり引き立たせるために、ドリップを丁寧に拭き取り、塩を多めにすること。

反対に野菜にはほとんど味をつけず、野菜それぞれの味がくっきり際立つようにします。そうすると野菜のやさしい味わいと豚肉の旨みを最後まで飽きることなく楽しめます。

前菜にはこちらもまた代表的な春野菜・グリーンアスパラガスを使います。ゆでるときは大きなフライパンで、主菜に付け合わせる野菜と一緒にゆでてしまいましょう。

みずみずしいアスパラガスにはパリッと焼いたパイ生地と、ふわっと酸味を感じるオランデーズソースを添えて。

オランデーズとは“オランダの”という意味。この料理が生まれた時代、バターはオランダから輸入していたことからこの名前が付いたそうです。バターで作ったソースですが、空気がたくさん含まれていて口当たりはとても軽く、レモンの酸味がさわやか。

バターの量が気になるかたは自己流で減らしがちですが、このソースはバターを減らすとぼそぼそになってしまいます。減らすなら、メインディッシュのバターの量を少し減らして作ってみてください。

◆志麻さんのキッチンが知りたい!◆
日々の料理は小さなまな板とペティナイフで


志麻さんのキッチンが知りたい

志麻さんのキッチンはとてもコンパクト。必要なものがパッと取れるため移動に無駄がありません。そのスペースで活躍するのは、小さなまな板とペティナイフです。材料を切ったものからフライパンや鍋に入れれば、切り終えたものを置く場所もいりませんし、まな板が小さいので洗うときもラクラク。毎日の当たり前を少し見直してみませんか。
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