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懐かしいあの曲も実は3拍子。クラシックだけじゃない「ワルツの名曲」

2022.01.14

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ビートルズのレノン&マッカートニーの曲なら「ノルウェーの森」や「シーズ・リービング・ホーム」、ジョージ・ハリスンでは「ロング・ロング・ロング」「アイ・ミー・マイン」がある。

映画『レット・イット・ビー』のなかで、ジョージの「アイ・ミー・マイン」の歌に合わせて、ジョンとヨーコがワルツを踊っていたのが印象的だ。

ビートルズ解散前のひんやりとした空気感とマイナー・キーの曲が重なりあった忘れられないシーンである。


サイモン&ガーファンクルのワルツなら、「スカボロー・フェア」。

イギリスの伝統的バラッドを編曲しているが、どこか旅愁をおび、ヨーロッパの緑の森を連想させる。緑といえば「グリーン・スリーブス」もワルツだ。

日本の童謡や唱歌にも、「ぞうさん」「赤とんぼ」「故郷(ふるさと)」「仰げば尊し」など多数あり、ことに「仰げば尊し」は卒業式の定番ソングだった。映画『二十四の瞳』での合唱には、思わず目頭があつくなった。

また、日本のフォークソングでは「知床旅情」「この空を飛べたら」などたくさんの3拍子曲がある。

加藤登紀子で思い出した。京都大学の学生時代、コンパの後に必ず歌った三高の学生歌「琵琶湖周航の歌」もワルツだったが、学生運動で敵対する勢力が、そのときだけは肩を組んで、右に左に揺れながら歌っていた思い出がある。

人はなぜワルツに魅せられるのか
右上から下に、サイモン&ガーファンクルの『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』、ビル・エバンス『ワルツ・フォー・デビー』、加藤登紀子『知床旅情』、ビートルズ『ラバー・ソウル』、同『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』。それぞれ紹介したワルツを収録。
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