2021年宇宙の旅
宇宙飛行史に残る多くの快挙が達成された2021年。民間人宇宙飛行の成功から、最新の予定までを振り返ります。
「ヴァージン・ギャラクティック」
7月 リチャード・ブランソン氏ら有人試験宇宙飛行に成功
写真：ロイター/アフロ7月11日、宇宙船VSS ユニティで、目標の高度85キロに到達。約1時間の飛行後、地球に帰還した。
「ブルーオリジン」
7月 ジェフ・ベゾス氏ら有人宇宙飛行に成功
写真：AP/アフロ
提供：Blue Origin/AFP/アフロ7月20日､宇宙船ニューシェパードで18歳の男性を含む4名が飛行。宇宙飛行最年少記録となった。
「スペースX」
9月 初の民間人だけの宇宙飛行「インスピレーション4」が成功
提供：Inspiration4/John Kraus/Abaca/アフロ
©NASA起業家イーロン・マスク氏（上）率いるスペースXを富豪のジャレド・アイザックマン氏が買い取ったプロジェクト。小児がんを克服した女性の同乗が話題に。
「ソユーズ」
12月 日本の民間人 前澤友作さんらISSで12日間滞在予定
提供：代表撮影／ロイター／アフロ飛行に先立ち、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで訓練を行った。宇宙では世界から募集した100の実験を行う予定だ。
宇宙を目指すムーブメント
日本を中心に、実現できると世界が変わる4つのトピックをご紹介します。
下のフォトギャラリーから詳しくご覧ください＞＞野口聡一さんの新刊 好評発売中 『宇宙飛行士 野口聡一の全仕事術 「究極のテレワーク」と困難を突破するコミュニケーション力』 
宇宙で働く野口さんの仕事術に迫るノンフィクション。実社会に役立つテレワーク術や生き方のヒントとともに、民間宇宙船や国際宇宙ステーションの最新情報なども併せて公開。1540円（税込み）。四六判 240ページ 世界文化社刊
取材・文／小倉理加 取材協力／JAXA NASA 参照文献／『宇宙飛行士 野口聡一の全仕事術』（世界文化社刊）
『家庭画報』2022年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
