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新春、エレガントなアザレアに出会う。生産量日本一の県で、アザレア展が開催中

2018.01.10

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幻の古品種から初お披露目の新種まで100品種500株を展示


新潟県立植物園は、「熱帯植物ドーム」をはじめ3つの観賞温室を持ち、その規模は日本最大であることが大きな特徴です。冬の寒い時期に満開のアザレアが楽しめるのもこの温室のお陰で、「アザレア展」は観賞温室内の「花と緑のステージ」で開催されます。

新潟県立植物園のアザレアコレクションは、大正から昭和初期にかけてヨーロッパから渡来した幻の古品種から、新潟で作り出された最新品種まで網羅していますが、今回はその中から100品種500鉢が展示されます。1848年にイギリスで育成された‘コメット’や1892年にベルギーで作出された‘マダム・R・ド・スメット’など、植物園で大切に種を保存し、栽培し続けてきた歴史ある品種の元気に花咲く姿を見ると、素直に感嘆し、同時に植物園に対する賞賛の気持ちがわいてきます。

さて、今年の「アザレア展」の見所は、新品種の展示です。県が育成し、12月14日に発表したばかりの‘スノーシャイン’と‘ひろか’のお披露目です。 ‘スノーシャイン’は大輪の半八重咲きで、白地に紅紫色の斑が散るように入る上品で個性的な品種です。


‘ひろか’はすっきりした小輪一重咲きで、透明感のあるピンクがとても愛らしい品種。どちらも販売は数年後となるため、実際に咲いている姿を見られる今回の機会をぜひ逃さないようにしてください。 白からピンクの濃淡の花色に溢れる展示会場で過ごしているうちに、心が華やいで幸せな気持ちになってきます。一年の始まりを飾る花旅にふさわしいハッピーなアザレアの名所、ぜひお訪ねください。

なお、2月4日(日)には、花と緑の教室「20周年特別企画 花散歩アザレア」(お土産付きで参加費1000円)が開催されます。ツツジの専門家としてアザレアに関しても深い知識をお持ちの新潟県立植物園副園長・倉重祐二さんが、アザレアについて詳しく紹介してくださる企画です。定員15名なので早めにお申し込みください。詳細は新潟県立植物園のホームページでご確認ください。

アザレア

1848年(江戸時代)にイギリスで育成されたアザレア‘コメット’。日本での品種名は‘桜時雨’。白地に赤い絞りが入る花色はいまでもモダンな印象。

アザレア ピンク

1892年(明治25年)にベルギーで作出された‘マダム・R・ド・スメット’。日本での品種名は‘玉垂錦’。美しいピンクでフリルが入った八重咲きがエレガント。

アザレア スノーシャイン

アザレアの新品種‘スノーシャイン’。白色に紅紫色の絞りが散る花はおしゃれで新鮮。

アザレア

アザレアの新品種‘ひろか’。クルメツツジ‘小壺’との交配品種で、鮮やかな小輪の花がたくさん咲く。
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