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「風の時代」を生きるために。2021年下半期の指針となる5つの「卦名(かめい)」

2021.07.02

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【下卦が「風」】


18 山風蠱(さんぷうこ)


腐ったものとはさようなら。リセット、再生のチャンス

風が止まっているために皿の上の食物に虫がわいてしまった様子を表した卦。泰平の世が続けば空気が淀み、内部に腐乱や混乱が進行するといった意味に捉えます。かなり悪い卦のように思えますが、「災い転じて福となす」卦で、決して悪くありません。


腐敗、混乱のときは同時に刷新のチャンス。この機会に腐ったものをすべて捨てて問題を根本から解決すれば再生できますよ、という前向きなメッセージでもあります。思い当たることがあれば再生への一歩を踏み出しましょう。その際に大事なのは、タイミングを逃さないこと。自分の経験や知識に従って見極めましょう。

50 火風鼎(かふうてい)


重要な事柄に当たるときは仲間と力を合わせて

「鼎(かなえ)」とは3本足のついた鍋のこと。火と風が力を合わせて、神様に捧げる供物を煮炊きする様子を表しています。3は協力、安定を表す数字で、2人より3人で力を合わせたほうがいいことを示しているので、重要な事柄は心が通じ合った仲間と3人で当たるのがベストです。六十四卦で具体的な人数が出てくるのは、この卦だけ。宝くじなど数字を選ぶ機会があれば、3にするといいかもしれません。

また、一緒に食事をすることで、いい人間関係が築けるという意味もあります。コロナ禍が落ち着いたら、ぜひ、親交を深めたい相手を食事に誘ってみてください。

天壽まり てんじゅ・まり

天壽まり てんじゅ・まり
易占家。和光大学人文学部芸術学科卒業。31年前、銀座でクラブ「マリーン」を開業した際に『易経』と出会い、易学研究を開始。現在はクラブを経営する傍ら、易学「天壽会」を主宰。詩人山口眞理子としての著書多数。





〔特集〕【2021年下半期】天壽まりの易占術(全2回)



01 「易占術」とはどんな占い?

02 2021年下半期の指針となる5つの「卦名」





この特集の掲載号
『家庭画報』2021年7月号



『家庭画報』2021年7月号


監修/天壽まり 取材協力/鈴木 忍 取材・文/清水千佳子 イラスト/水上多摩江
『家庭画報』2021年7月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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