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庭に咲いた花を、彩り豊かなブーケに。「花摘み庭づくり」成功のポイント

2021.06.17

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【美的ガーデニング術】支柱には庭の小枝を活用しラスティックに


麗しき花摘み庭(カッティングガーデン)の喜び

上の写真を見ると、一見、大きく育った花たちが支柱もないのに倒れもせず、しゃんと立っているようですが、その秘密は支柱の素材にあります。十勝千年の森では支柱はすべて、樹木の剪定の際に出る枝を使っているのです。

しかも、できるだけ小枝がよく分岐したものを選び、そのまま使うのがポイント。そうすれば残した脇枝がツルが絡むワイヤーの代わりになったり、倒れかかった枝を支えたりする役目を果たしてくれます。


欧米では豆の支柱に用いられることが多いため、「ピースティック」と呼ばれています。枝の支柱は自然素材だけに、主張しすぎず、植物となじみやすいのが魅力。

すぐにも真似したくなるアイディアです。今までは毎年、剪定の際、処分に困っていた枝が宝の山に変わるかもしれません。

1.自然素材ならではの一体感を楽しむ

麗しき花摘み庭(カッティングガーデン)の喜び
自然素材の支柱だから、植物と一体感があるのがうれしい点。伸びた植物が小枝に絡んで、予想外のおもしろいコンビネーションが生まれることもあって、楽しい。

2.枝の支柱はあえて脇枝を残す

麗しき花摘み庭(カッティングガーデン)の喜び
枝の支柱はなるべく分岐した小枝が多いものを選び、あえて脇枝を残すのがミソ。脇枝がたくさんあるほど、ネットのように面状に広がり、より植物をサポートしやすくなる。

3.茎が太くなるものは中心の枝がしっかりしたものを選ぶ

麗しき花摘み庭(カッティングガーデン)の喜び
コスモスなど、茎が太くなるものは重みがかかるので、中心の枝がしっかりしたものを選ぶ。紐もできれば麻紐を選び、8の字に緩く結んでおくと、生長後も茎を傷つけない。
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