高島礼子さんが出会う50代の「幸福顔」新メイク。春色で品よく仕上げた愛され顔

高島礼子さんの「幸福顔」メイクを解説

「好感度の高い“幸福顔”メイクのコツは決めすぎないこと、目もとに暖色を使うこと」と黒田さん。リップは愛され色のピンクが基本。肌は品のいいナチュラル感を意識します。

【メイク1】
愛らしい微笑みを引き出す“ピンク”の柔らかな彩り

トレンド感のあるオレンジブラウンのまぶたと、花びらをまとったようなピンクの頰と唇。春の喜びを表現したような表情はナチュラルかつ上品で、ふんわりとした優しさ、温かさが見る人を惹きつけます。

●肌
軽やかさを大切に、自然な輝きが感じられるセミマット肌をつくる

1.潤いのある肌を保ちながら、化粧くずれを防ぐ下地。トーンアップ効果も。ヴォワールイドラタン ロングトゥニュ SPF25・PA++ 30ml 6500円／クレ・ド・ポー ボーテ

2.輝きとマットのバランスが秀逸で、カバー効果にも優れた一品。タンフリュイドエクラ マット SPF20・PA+++ 35ml 全8色 1万3000円／クレ・ド・ポー ボーテ
ファンデーションはセミマットながら、ほんのり光沢感もある肌に仕上がるリキッドタイプ2を使います。使用量も軽やかさを左右するポイントになるので、全顔で半プッシュを目安に。つやを残すためパウダーはあえて使いません。

●眉
異なる色を重ねて立体感のある自然な眉に。少しの赤みが柔らかさの鍵

3.繊細に描ける細芯なペンシル。エスプリーク W アイブロウ（スリムペンシル＆パウダー）BR301（左）、GY002（右）各2100円（編集部調べ）／コーセー

4.眉に赤みを足すテクニックは、表情に生命力と女性らしさをプラス。自在にミックスして。ヴィセ リシェ アイブロウパウダー BR-3 1100円（編集部調べ）／コーセー

5.ハイライトとしても重宝する一本。ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー 0N 4200円／パルファン・クリスチャン・ディオール
まず薄茶ペンシル3（左）でベースをつくります。輪郭は自眉を生かしつつ、やや太め、ストレート調を意識。グレーペンシル3（右）で毛を一本一本足すように重ね、眉シャドウ4の赤み茶（中央）を重ねると女性らしいニュアンスに。眉まわりの肌をコンシーラー5で整えて。

●アイシャドウ
光沢オレンジブラウンの濃淡グラデーション。ラインもブラウンで統一

6.春の注目カラー。薄くなめらかにフィットし、重ねても濁りません。SUQQU シグニチャー カラーアイズ 02 7000円／スック

7.密着し色落ちしないペンシルタイプ。ディオールショウ 24H スティロ ウォータープルーフ 781 3000円（上の写真左）　8.高発色の焦げ茶色。ディオールショウ オンステージライナー 781 3600円／ともにパルファン・クリスチャン・ディオール（上の写真右）

アイシャドウ6の右下を目の際に入れ、左下を重ねながらアイホール全体に塗ります。さらに左上をアイホールのくぼみから眉の下、目の下に。リキッドライナー8を細く引き、まつ毛の根元の隙間が気になる箇所だけペンシル7で埋めます。マスカラは黒を使って仕上げを。

●チーク＆リップ
微笑みチークは横長に。口紅はラフな直塗りが今っぽさをだすポイント

9.内側から染まったような血色感を与える赤みピンク。溶け込むようにふんわり軽やかになじみます。パウダー ブラッシュ 808 5000円／コスメデコルテ

10.甘すぎないまろやかなピンクとサテンの輝きは成熟世代も使いやすくおすすめ。ルージュ ディオール 277 4500円／パルファン・クリスチャン・ディオール
チーク9は笑ったときに高くなる部分から外側に向けてブラシを滑らせます。リップメイクはファンデーションがついたスポンジを軽く押し当て唇の色を補整してから口紅10を。ブラシを使わずそのまま塗ると軽やかに仕上がります。