2017/10/04

旬を愛でる花旅・庭めぐり(5)ダリア〜東京都・町田ダリア園

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世界が絶賛する日本のダリアを見に行こう!

ガーデニングエディターの高梨さゆみです。毎週更新の花と庭を愛でる旅情報、先週に続き、旬真っただ中のダリアをご紹介します。今回は、バラエティ豊かなダリアの品種を集めたガーデンをピックアップしてみました。

171004_dahlia_01.jpg ダリアは秋になって気温が下がると花色が冴えてさらに美しい。町田ダリア園のきらびやかなダリアガーデンを歩いていると、気持ちまで華やいでくる。

パリの「フォーシーズンズホテル ジョルジュサンク」に泊まった時のこと。朝いちばんで朝食を取ろうとロビーの横を通りかかると、ちょうどフラワーディスプレーの生け替えをしていました。評判のディスプレーのチェンジ光景を見られるなんて滅多にないチャンス、と少し離れた位置から見学することに。直径30cmほど、高さ1m50cmくらいの大きな円筒形のガラス器が、コンソールテーブルの上に7〜8本。その両脇に床置きでそれぞれ10本ほど並べられ、すべての器に半分の深さまで水がはってあります。

フラワーコーディネーターの男性は、顔が隠れるほど大きな朱赤の花を茎から切り取り、花のみをガラス器の水面に浮かべるように挿し入れていきました。その朱赤の花の大きさ、インパクトに驚いて近づいてみると、「ダリアですよ」と彼。そして、私が日本人であることを確認すると、熱く語り出しました。「これは日本生まれのダリア。日本のダリアは本当にすばらしい。こんなダリアを見たら創造心を触発されますよ。ミスター・ワシザワはグレートアーティストです」。自分が褒められたわけでもないのに、何だかとても誇らしい気持ちになりました。

さて、彼が「偉大なる芸術家」と絶賛したミスター・ワシザワとは、ダリアの育種で世界的にも名を馳せる鷲澤幸治さんのこと。かつては仏花でしかなかったダリアを、フラワーアレンジでも、ガーデンにおいても主役花に押し上げたのは、鷲澤さんが生み出した黒赤の中大輪ダリア‘黒蝶’に始まるダリアの一大ブームによるものです。以後、非常に多くの名花が日本で生まれ、いまや日本で育種されたダリアは世界中で人気となっています。

171004_dahlia_02.jpg 黄色混じりの淡いオレンジ色から秋が深まるにつれ鮮やかなオレンジ色に変わる中輪の‘暖’。鷲澤幸治さん作出の品種。

そんなダリアの品種が豊富に揃っている場所といえば、鷲澤さんの秋田国際ダリア園や、山形県の川西ダリヤ園が有名ですが、東京の郊外にも500品種、4000株のダリアが見られるガーデンがあるのをご存知でしょうか。

都内にあるダリアの名所・町田ダリア園へ>>

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