パリのマダムにとって、パーソナリティの表現の場は断然「家」。客人を招き、その「今」をプレゼンテーションするおもてなしの機会は創造力と好奇心を駆り立て、新たな美に挑む、いわば真剣勝負のときです。なかでもテーブルの世界は、季節やテーマ、集まる顔ぶれに合わせてドラマティックに、無限の「美の夢物語」を紡ぎ出す楽しみがあるのです。
おそらく今宵もパリの空の下で、二つと同じテーブルはないはず。そうした豊かな創造性に溢れる生活がパリの美感を研ぎ澄ませ、街の美意識が、華麗に進化していく原動力なのかもしれません。
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