260年の太平の世であった江戸時代は、現代の食生活の礎となった時代でもあります。
江戸前と呼ばれる江戸(東京)湾の魚介類、練馬や千住、目黒などから届く豊富な野菜類。材料に手をかけて調理する上方の「烹(ほう)」に比べこれら新鮮な材料の持ち味を生かした、いわゆる「割」の料理が江戸料理の真骨頂。特に江戸も後期に入ると「鮨・蕎麦・天ぷら」といった今でも日常生活に欠かせない味が、江戸庶民の舌を喜ばせていました。
世界的にも珍しい、庶民から生まれた食文化。江戸の食には今こそ私たちが見直し、生活に取り入れたい知恵と味が詰まっています。
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