2017/08/28

私の先入観を気持ちよく裏切ってくれた国、イスラエル

「青嫁日記~きもので巡る世界の旅」Vol.3

ボストンできもののレンタル、着付け、撮影を行うスタジオを経営する北川聖子さん。ご主人は、顔を真っ青に塗って、音楽や演劇などさまざまなパフォーマンスを展開する、アメリカを代表するあのエンターテイメントカンパニー「ブルーマングループ」のパフォーマー!

ブルーマンに嫁いだブルーワイフ(青嫁)、北川さんは、今夏始まるご主人のワールドツアーに同行して世界を巡る旅に出かけます。 きものを纏って訪れる異文化の国々では、どんなことが待ち受けているのでしょうか?

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日本の皆さま、シャローム!(ヘブライ語で「こんにちわ!」)
ブルーマンに嫁いだ日本人妻、北川聖子です。ついに始まりました、ブルーマングループ、ワールドツアー!! 住みなれたアメリカを離れ、現在私たちはツアー最初の国、中東「イスラエル」におります。 (もしかするとこの記事が皆さまの目に留まる頃には次の国へ移動しているかもしれませんが…)

170914_kitagawa_08.jpg 皆さまは「イスラエル」と聞いて、まずどんなことを頭に思い浮かべるでしょうか? 治安はどうなの?、パレスチナとの問題はどうなってる?、どんな人種の人が住んでるの?、そもそもイスラエルって先進国なの?後進国なの?...と、たくさんの疑問がよぎ るのではありませんか?

何を隠そう、これらは私の頭の中にあった疑問の数々です。日本の友人たちに「ワールドツワーって最初はどこに行くの?」と聞かれ、「イスラエルだよ~」と答えると、「え!?いきなり中東なの!?」と身構え、返事に困る様子も何度か見受けられました。

それでもイスラエル行きを躊躇しなかったのは、私の大学時代のダンス仲間がこの地でダンサーとして頑張っているのを知っていたからです。 歴史は浅いものの、特にコンテンポラリーダンスの業界では、その名を知らない者はいないと言われるほど有名なダンスカンパニーがイスラエルには多数あり、世界から常に注目を集めている国なのです。

“良い芸術を産む国は、良い文化と良い人に恵まれている国”というのが私の持論です。ならばきっと実り多き旅となることでしょう、そして新しい国にこそ日本の民族衣装である「きもの」を広めていきたい!と考えたのです。

とはいえ、政治的な面にフォーカスすると、子連れの旅ですし不安材料がゼロだったわけではありません。 そんな多少の不安を抱えイスラエルの首都、テルアビブへ降り立った私たち。タクシーへ乗り込み、そこから見えた景色は...

この記事は全6ページです。

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