2017/07/13

ジュエリーの審美眼を磨く! 山口 遼さんの新連載がスタート

ジュエリーは古代の王から教会、そして大衆へ

社会に階級が生まれ、支配者として「王」が登場すると、彼らは自分の権威を示すために盛大にその身を飾ります。それは支配者自身のためというよりも、支配者が代理をする「神」を飾るためです。その点、古代王の装飾品とルネサンス期以降の王侯貴族が身につけた装飾品とでは、性格が異なるといえるでしょう。

やがてキリスト教が登場し、いわゆる暗黒の中世が千年ほど続く間に、ジュエリーはキリスト教の荘厳を示すための道具となります。キリスト教会、特に昔のカトリックやその出先である中南米の国々に残る教会やキリスト像、聖者像などを飾る金銀宝石のおびただしさには驚くばかりです。

170710_yamaguchi_04.jpg 聖エリギウスの金銀細工店で買い物をする男女/A Goldsmith in his Shop/1449/Robert Lehman Collection, 1975


人々が教会を放り出し、人間らしさに価値を見出すルネサンス期を経て、西欧では16世紀頃からいわゆる王侯貴族社会が誕生します。これは20世紀初めの第一次世界大戦頃まで続きますが、ここで初めて「特定の人を飾るための道具」としてのジュエリーが登場するのです。

>>「ジュエリーについての誤解」の正体とは

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