2017/05/10

【伝統工芸の美、再発見 第5回】藤田京子さんと考えた、別府竹細工の花籠

日本が誇る伝統工芸に携わるかたがたとともに製作した、現代の暮らしを豊かに彩る家庭画報オリジナルの逸品をご紹介します。

撮影/本誌・鈴木一彦



夏の盛りに向けて木々の緑が日ごとに濃くなる頃、竹で編んだ花入の凜としたたたずまいに涼を感じるものです。今回、床の間のような和の空間はもちろん、リビングやベッドルームなど現代の住空間に寄り添うモダンな竹の花籠を生み出しました。

170510_pre_002.jpg やや小ぶりに作られた花籠は主張しすぎることなく空間になじみ、底に向かって少し膨れるように編んだ花籠の曲線が優美です。「リビングでも、玄関でも、ベッドルームでも……。洋の空間に似合うモダンな花籠があれば、と思っていました」と話すのは、今回の製作のアイディアをご提案くださった藤田京子さん。「花籠に取っ手をつけることでまた趣が変わり、活ける花によってさまざまに楽しめます。取っ手は簡単に取り外せるので使いやすいですね」。

花籠の中にお好みの器を入れて活ければ、編み目の隙間から器がちらりと覗き、染付やガラス器、漆器にシルバー……と、季節に合わせて花と器の取り合わせの楽しみも広がります。

170510_pre_001.jpg 取っ手を外して、ダイニングテーブルのセンターピースに。 ビバーナムや蘭などグリーン系で統一し、こんもりと可愛らしく活けて。

一緒に考えてくださったかた 170510_pre_003.jpg 藤田京子さん(ふじた・きょうこ)
「レフレシール」代表、デコラトリス。食空間プロデューサー木村ふみ氏に師事後、渡仏しジョルジュ・フランソワ氏に師事。7年半のパリ、6年の京都暮らしで培った美意識を、花を通じて表現。日本を代表するフローリストとして幅広く活躍。

この記事は全3ページです。

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