2017/03/17

満を持して挑むシェイクスピア悲劇の最高峰―内野聖陽

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内野聖陽●うちの せいよう
1968年、神奈川県出身。93年に『女たちの十二夜』で初舞台、同年のNHK『街角』でテレビドラマデビュー。以降、NHK大河ドラマ『風林火山』、ドラマ『臨場』シリーズといった数多くの映像作品や舞台で活躍。日本アカデミー賞優秀主演男優賞、読売演劇大賞最優秀男優賞など受賞多数。


「レッテルを剝ぎ取って、常に新しいものに飛びかかっていきたい」内野聖陽

「今まで演じてきた中で、いちばん台詞量が多い役ですね。キャラクターも複雑ですが、シェイクスピアの豊かな世界を表現できたらなと思います」

そう話す内野聖陽さん。4月に幕を開ける舞台『ハムレット』で、古今東西の名優が演じてきた大役に挑む。先王だった父の亡霊に、自分は王位を継いで母と結婚した叔父に殺されたのだと告げられ、苦悩しながらも狂気を装って真相を探ろうとする、デンマークの高潔な王子ハムレットだ。

演出は、傑作ミュージカル『レ・ミゼラブル』オリジナル版の演出で名を馳せ、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターとして、数々のシェイクスピア劇を手がけてきたジョン・ケアード氏。内野さんを含むほぼすべての出演者が複数の役を演じ分け、尺八演奏家・藤原道山氏が音楽・演奏を担う和テイスト漂う劇空間に、作品のテーマを浮かび上がらせるという。
「ジョンほど徹底的に戯曲の背景を掘り下げ、粘り強く作品や俳優と向き合う演出家は、そういないと思います。『ベガーズ・オペラ』のときなんて、出演者に作品の時代背景をレポートにまとめる課題を出したんですよ。手分けして調べた18世紀初頭の英国ロンドンの政治・経済や世相に関するレポートが壁一面に貼られた稽古場で、皆でアイディアを出し合い、実際に体を動かしながら、登場人物の歩き方も研究しました。そういう作業の中から出てきたものを芝居に取り入れ、作品を豊かにつくっていく。僕ら俳優としても、徹底的に研究を重ねたうえで演じられるので、安心して舞台に立てるんです」

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