2017/08/31

羽生結弦選手のトロント公開練習2017 リポ! 「SP で使う曲は本当は・・・」

取材・文/小松庸子  撮影/坂本正行(世界文化社写真部)


2017年8月8日~9日。カナダのトロントにある名門クラブ「トロント・クリケット・スケーティング&カーリングクラブ」で行われた、羽生結弦選手の公開練習を取材してきました。 2012年の4月末に、羽生選手がカナダに練習拠点を移してから、何度か公開されているのでご存じの方も多いかと思いますが、羽生選手はここでブライアン・オーサーコーチをチームリーダーとする“チーム・ブライアン”に日々、指導を受けています。

170829_toronto_01.jpg ブライアン・オーサーコーチ率いる“チーム・ブライアン”が練習を行っている名門クラブ「トロント・クリケット・スケーティング&カーリングクラブ」。 トレイシー・ウィルソンさんからの指導も受けている。

すでにテレビや新聞、スケート専門誌などでも報道されていたように、オリンピックシーズン幕開け間近ということもあり、今回詰めかけた報道陣はなんと80を越える人数! 5月に行われたアイスショー『ファンタジーオンアイス』ですでに、SP(ショートプログラム。以下同)は『バラード第1番』の再演と発表されていたので、この公開練習では、FS(フリースケーティング。以下同)が何になるのかということに注目が集まっていました。

170829_toronto_02.jpg 黙々と練習に打ち込む羽生選手。 現在共に練習しているスケーターには、ご存じハビエル・フェルナンデス選手、 韓国で“平昌(ピョンチャン)の星”と呼ばれるチャ・ジュンファン選手などがいる。

そして、「2017/18 シーズンのFS は『SEIMEI』」と発表されたときの報道陣の静かなどよめき。「やっぱりそう来たか!」「ほんとに?」。会場のざわめきから、今回は報道陣の間でもさまざまな読みが飛び交っていたことが分かりました。

初日の公開練習後、羽生選手自ら説明してくれたのですが、「2015/16 シーズンで滑っていい演技ができていたときから、FS では『SEIMEI』をオリンピックシーズンに使いたいと決めていました。SP に関してはちょっと迷いはあったかもしれないんですけど、FS に関しては先シーズンに入る前から決めていて、あっためていたという感じです」。

同じ曲とはいっても、前半に4回転ループ、4回転サルコウ、3回転フリップ、スピン、ステップ、後半に4回転サルコウ-3回転トウループ、4回転トウループ-1回転ループ-3回転サルコウ、さらに4回転トウループ、トリプルアクセル-2回転トウループ、3回転ルッツが並ぶ鬼構成! 2年前もそうでしたが、驚異的に難易度が増しています。トロントの公開練習では、通しでのお披露目はまだありませんでしたが、高く安定した美しいジャンプ、キレキレのステップに、羽生選手の『SEIMEI』にかける覚悟と気合いを感じました。もし新構成をノーミスで滑ることができたら、一体何点出ることになるのでしょう……。

そして、私が個人的に気になったのは、ちょっと迷ったと語っていたSPの選択についてでした。『SEIMEI』についての選択理由などは、すでにいろいろ語られていると思うので、SPについて質問してみた個別インタビューをお届けします!

この記事は全3ページです。

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