2017/05/17

国別対抗戦2017 男子スケーター、感涙もののプログラム5選

取材・文/小松庸子 撮影/吉成大輔


ジャパンオープンを皮切りに、全日本選手権、四大陸選手権などに足を運び、現地取材を敢行してきた2016-17シーズン。今シーズンの締めくくりとして、2017年4月20日~23日に国立代々木競技場第一体育館で行われた国別対抗戦へと向かいました。今回出場したのはアメリカ、カナダ、中国、日本、フランス、ロシアの6カ国。

世界選手権のあとに行われることもあり、いつもはお祭りムード色濃い大会なのですが、平昌五輪シーズン前最終調整の意味もあってか、緊張気味な選手が何人も見受けられました。そんななか、とても楽しげに登場し、情感たっぷりの美しいSP(ショートプログラム)を披露して観客の心を鷲づかみにしたのがこの選手です。

ジェイソン・ブラウン選手(アメリカ)
SP(ショートプログラム)/映画『007 スペクター』より「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」 170512_if_01.jpg 日頃から親日家を公言しており、日本語の家庭教師をつけて猛特訓しているジェイソン・ブラウン。日本のファンからの声援を受けてニコニコしながらリンクに登場しました。でも、SPの曲「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」が流れ始めると会場はしんと静まり返り、そこはもはやジェイソン・ワールドに。3回転フリップ−3回転トウループ、高く舞い上がるバレエジャンプ、優雅なスパイラル、軸のぶれないスピンと次々に完璧に決め、自己ベスト更新の94.32点を獲得しました。これぞまさに4回転なしの極み! 観客の皆さんもその演技に対し、スタオベと惜しみない拍手で応えていました。

また、国別対抗戦最終日のエキシビションではDJによる選手紹介があるのですが、今回一番ウケたのが「ニッポン大好きジェイソン・ブラウン、ニッポンもそんなあなたが大好き!」というくだり。東京観光も楽しんでいたようですが、大会後には都内にある病児施設も訪問するなど、心優しいジェイソン。人柄そのままに、リンクの氷をも慈しんで滑っているのが伝わってくるのも、彼のスケーティングの魅力です。

この記事は全5ページです。

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