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家庭画報 2004年7月号

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■宝塚を語る
夢、天翔ける
宝塚音楽学校

六甲の山懐に抱かれ、その緑を武庫川に映す風光明媚な町・宝塚。「宝塚音楽学校」は、豊かな自然の残る風景によく馴染んでいます。
 女子学生にありがちな嬌声や笑い声ひとつたてることなく、姿勢のよい少女たちが朝早くからまっすぐ前を見つめて早足で登校してきます。グレーの制帽に赤いリボンタイ。凛とした少女たちが、2列で行進しながら道行く上級生一人一人に挨拶をします。彼女たちは、日常の朝の光景として穏やかにこの町に溶け込み、通りの商店主や隣人たちがそれを温かく見守っています。
 音楽学校での2年間は入学1年目を「予科」、2年目を「本科」といい、充実したカリキュラムが整備されています。一流の講師陣による舞台人としての基礎となる実技指導のほか、女性として、社会人としても厳格な教育がなされます。
 この間、本科生は、徹底的に予科生の模範となって監督・指導にあたり、生徒同士の自主的な規律の管理が行われます。服装や髪型、挨拶や掃除の仕方など、学校生活の細々としたことについてのこの規律は、代々見事な連鎖をもって受け継がれてきました。


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photo by 鍋島徳恭

宝塚大橋を2列縦隊を組んで登校する予科生。



photo by 鍋島徳恭

左/入学生(予科生)は毛先まで堅く編み込まれた三つ編みのおさげ髪。右/胸もとの校章にある「TMS」は「タカラヅカ・ミュージック・スクール」の頭文字。

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