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民藝ルネッサンス
オペラ、華麗なる舞台
樂茶碗を語る
和食の昼膳
■オペラ、華麗なる舞台への招待
欧州の音楽監督を歴任するオペラ界の貴公子
世界を率いる日本のオペラ人たち〜大野和士〜

南仏エクサン・プロヴァンスに大野和士さんを訪ねたのは、夏真っ盛りの7月のある日。大野さんは夏の南仏の代名詞でもあるエクサン・プロヴァンス音楽祭で日本発のオペラ『班女』を指揮していました。待ち合わせたカフェに現れた大野さんの立ち居振舞いは、ヨーロッパに長年暮らして身につけたものでとても洗練されていて、道行く知り合いからも次々に声がかかります。
 「今回のオペラは三島由紀夫原作で細川俊夫さんが作曲したもの。登場人物が3人のみの現代オペラですが、耳の肥えたフランス人にも人気で、いつもフィナーレはスタンディング・オベーション。とても好評です」
 東京芸大卒業後トスカニーニ国際指揮者コンクールで優勝。その後ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団、バーデン州立歌劇場、東京フィルハーモニー交響楽団で音楽監督、常任指揮者など重要なポストを歴任し、現在は300年の歴史を誇る名門ベルギー王立歌劇場、通称モネ劇場の音楽監督を務めています。
 「ザグレブで学んだことはとても多かったです。戦時下で灯火管制されていてもみんなコンサートを聴きに劇場にやってくる。日本人は忘れがちですが、困難なときにこそ芸術が必要になることをあらためて実感しました」
 そんなヨーロッパの第一線で活躍する大野さんが来年10月モネ劇場を率いて日本に来ます。日本人マエストロが初来日の名門モネ劇場を指揮する凱旋公演は見逃せません。


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大野和士さん

photo by 木之下 晃

大野和士さんは人気、実力ともに今一番注目を浴びている日本人といわれている。

ベルギー王立歌劇場の入り口

photo by 木之下 晃

ベルギー王立歌劇場の入り口。

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