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家庭画報 2004年5月号

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■万葉の心を旅する
近江路
額田王が遊んだ近江路、蒲生野から三上山へ

琵琶湖を中心とした近江一帯は、古くから人が住み、また交通の要衝としても栄えた土地で、万葉集の中でもたくさんの歌が近江で詠まれています。万葉集きっての恋の歌ともいわれる額田王(ぬかたのおおきみ)と大海人皇子(おおあまのみこ)の歌も蒲生野と呼ばれていた遊猟の地が舞台となっています。万葉の心を探して行く近江路は、蒲生野から三上山へ。

蒲生野(がもうの)
滋賀県八日市市にある「万葉の森船岡山」一帯の広々とした田園地帯がかつて蒲生野と呼ばれていた土地。現在は近江米の豊かな水田が広がっている。船岡山には額田王と大海人皇子の歌を記した歌碑があり、近年、麓に万葉植物園ができた。近くには古墳や古社も多い。

唐崎(からさき)
室町時代、中国の洞庭湖の「瀟湘(しょうしょう)八景」にならい定められたという近江八景の「唐崎の夜雨」で有名だが、さらに昔、大津京のあった頃、ここは船着き場として栄えたと伝えられている。現在は唐崎大明神を祀る唐崎神社が鎮座し、芭蕉が「唐崎の松は花より朧(おぼろ)にて」と詠んだ松が琵琶湖を背景に美しい姿を見せる。対岸に見えるのは、近江の神奈備、三上山。


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蒲生野

蒲生野

山部神社

万葉歌人・山部赤人ゆかりの地に建つ山部神社。隣に赤人が創建したと伝えられる赤人寺(しゃくにんじ)がある。


唐崎

唐崎

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