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家庭画報 2004年5月号

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編集部だより5月号

歩いてこそわかる大和路の魅力
特集「万葉の心を旅する」、お楽しみいただけましたか。大和路、とりわけ“山の辺の道”には歩く楽しみがあります。おすすめしたいのは、天理市にある長岳寺を起点として南に向かうルート。のんびり歩いたとして全行程で3時間弱といったところでしょうか。山懐に抱かれた森を歩いたり、柿畑から大和三山を眺めたり、路傍の石仏を愛でたり……。途中の茶店でひと息ついたり、無人の売店で野菜や果物を買ったりするのも、歩いてこそ出逢える楽しみでしょう。ことに桜井市の檜原神社から緩やかに上下する森の道を歩いていると、タイムスリップしたような感覚を覚えます。向こうから奈良朝の装束を着た官人がやってくるのでは、という気分になります。大和路散策の楽しみは尽きません。

井澤豊一郎:「万葉の心を旅する」担当
大和路の魅力



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フルオーダーメイドケーキの達人(?)に
5月号で555号を迎えた家庭画報。「5」が揃ったおめでたい号を祝おうと生まれたこの企画で、究極のお祝い菓子といえば、デザインから素材までわがままを叶えてくれるフルオーダーメイドケーキでしょう!とデザイン起こしから始めてあれこれオーダーしたもの4点。まずは「母の日に」などとテーマとイメージ作りから。驚きや遊び心も忘れず、喜んでもらえるものを……と頭を悩ませること数日。一から考える楽しみは格別ですが、形にする悩みも。こうして完成した落書きのようなデザイン画をもとに打ち合わせに臨みます。「ふたをあけたときに驚きが」「本の表紙は開けるように」などの要望と「どうしてもこうしたい」という情熱を伝えれば、あとはおまかせです。無理難題に困惑しながらもさすがプロ。あのつたないデザイン画からよくぞここまで……という素敵なケーキを作ってくださいました。皆さまも一生の思い出に経験してみてはいかがでしょうか。

永安顕子:「お祝い菓子」担当
フルオーダーメイドケーキ



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まぐろとかつお三昧
今回、料理を提案していただいた2人の料理人。誌面では表現しきれなかったキャラクターをご紹介いたします。小室光博さんは神楽坂「懐石 小室」のご主人。新鮮な1尾のかつおに、それはそれは丁寧に包丁を入れていきます。「あっ、今何か調味料使いましたよね」「その分量は?」と、横で私は細かく取材をします。集中力が勝負の仕事中です。本来なら叱られてしまうところを、小室さんはどんな質問にも優しくにこやかに答えてくれます。このお店の人気が美味しい料理はもちろんのこと、小室さんの人柄にもあるのだ、と改めて実感しました。河合隆良さんは「パン パシフィック ホテル横浜」の総料理長。撮影当日にいただいたレシピの正確さ。添えられたイラストの緻密さ(まるでイラストレーターが描いたよう!)。お話をすると明るく豪快な印象を受けますが、さすが繊細で美しい料理を作るシェフなのです。魅力的な料理は魅力的な人が作る。これは間違いありません。

木原純子:「まぐろとかつお三昧」担当
まぐろとかつお三昧



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家庭画報スタイル お洒落の新定番
型にはまらずに、もっと自分らしくライフスタイルを演出する、40代からの新定番を追求した別冊付録。食の名門・ダロワイヨの取材中、目からうろこが落ちるようなお菓子の提案に出会いました。それは、マカロンをシャンパンと一緒にいただくという、なんとも優美で贅沢な発想でした。
 マカロンといえば、紅茶やコーヒーと一緒にいただくのが従来の定番。ところが、よく冷えたきりりと辛口のシャンパンによって、甘みがすっきりと抑えられた大人の味わいに変身するのです。また、シュワシュワと弾ける気泡によって口の中の神経も研ぎ澄まされ、ぱりっとした外側としっとり柔らかな内側が織りなす、マカロン特有の二層構造をしっかりと味わえるのも魅力。甘い洋菓子の苦手だった私ですが、生来の酒好き根性も手伝って(?)この黄金マリアージュにはノックアウト。ちょっとした工夫によって、見慣れたアイテムのまったく新しい楽しみ方が生まれた一瞬でした。


佐藤千寿香:「お洒落の新定番」担当
マカロンとシャンパン



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