花の「暖かい・涼しい」って、どういう意味でしょう

9月27日の贈り花

退職するスタッフに贈る感謝のブーケ

職場の皆さんから退職する女性への贈り花です。感謝の気持ちを色とりどりの花で表現してほしいというオーダーをいだたき、ピンク、白、朱色、オレンジ色と暖色系の花色を集めました。

暖色系の花色といえば、この時期のジニアを使わない手はありません。ビビッドからパステルまで、かわいらしい花色が豊富に揃っていますから。


ジニアは花びらがマットな質感なので、色が鮮明に映るのが特徴です。でも、マットな色だけにするとブーケが平面的になってしまうので、透明感のあるピンクのダリアも加えました。

さらに、アクセントとして加えたのが、オキシペタラムのブルー、いわゆるブルースターです。青系の花が少し加わるだけで、ぐっとエレガントな雰囲気になります。特にブルースターの水色はかわいらしい印象で、アクセントカラーとして効果的です。

明るいミントとグレイッシュなユーカリ、葉色も異なるトーンを合わせて、ブーケがより立体的に見えるように工夫しました。

【使用花材】
ジニア キャンディーホップ
ダリア ナマハゲビューティー
バラ シャルロッテ
オキシペタラム ピュアブルー
アップルミント
ユーカリ
フランボワーズ

贈り花のヒント
色には、目にした印象で暖かく感じる色と、涼しく感じる色があります。赤やピンク、オレンジ、黄色などは暖かく感じる色で、暖色と呼ばれます。青や青紫、青緑など、青を含む色は涼しく感じられるため寒色と呼ばれます。

花色合わせで迷ったら、思い描く仕上がりが暖かさ・涼しさのどちらなのかを考えると、自然に選ぶべき色が浮かんできます。

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