2008年山羊座に冥王星(死と再生)が入って以来、「目に見える具体的な結果」を誰しもが求めていたはずです。結果が目的となり、すべてとなり、それ以外を認めないような追い詰めれた風潮やメンタリティに陥ってる一面があるのも確かなはずです。
違う言い方をすれば、結果を出すことしか考えなくなってしまって、いつの間にか発想もハズレのない似たり寄ったりなものばっかりになってしまっている気がします。
2008年以前、要するにリーマンショック前の1996年あたり〜2006年くらいまでは、もう少し一人ひとりが伸び伸びしていたはずですし、少なくとも今のような“結果がすべて”みたいな狭く世知辛い考え方ではなかったはずです。
2008年以前のような感じに戻るとは言いませんが、数字や規模や経歴やステイタスで測る価値観がバラバラになることで、2024年以降は、また違った新たなる潮流の広がりがきっとあるはず、と自分は信じています。
もしかしたら今の辛さは、単純に数字や結果がすべてとなり、数字や結果が出せなくなったことへの苦しさに過ぎないかもしれないからです。
形式や秩序がだんだん通用しなくなっていくのも、2008年以降ガチガチに数字や結果を出すことにしかインスピレーションが働かなくなった“社会”や“頭”を単純に壊すことが目的なのかもしれません。
具体的な結果を求められることに辟易している人にとっては「やっとつまらない時代が終わった!」みたいに思う気もします。