カスレ
■材料(4人分)・豚バラかたまり肉 500グラム
・玉ねぎ 1個
・にんじん 1/2本
・セロリ 1本
・タイム 2~3枝
・ローリエ 1枚
・A【トマトの水煮(ダイスカット。缶詰) 1缶(400グラム)、白いんげん豆の水煮(缶詰。水気をきる) 1缶(固形量240グラム)、コンソメ(固形) 1個(5グラム)】
・ソーセージ 4~6本
・オリーブ油 大さじ2
・塩、こしょう 各適量
2月の献立
志麻さんの手順はこちら!■作り方(1)豚バラ肉をゆではじめ、あくをすくう豚バラかたまり肉は大きければ半分に切り、塩小さじ1/2、こしょう適量をすりこむ。かぶる程度の水とともに鍋に入れて強火にかけ、沸いたらあくをすくう。
(2)野菜やハーブを加えて煮る玉ねぎ、にんじん、セロリは1センチ角に切り、(1)に加える。タイム、ローリエ、あればセロリの葉を加え、沸いたらぽこぽこと沸く程度の弱火にし、ふたをして約30分煮込む。
(3)トマトや白いんげん豆を加えて煮込む肉に箸がすっと刺さったら取り出し、アルミ箔でぴっちり包む。セロリの葉を取り出し、【A】を加えて(a)約30分煮込む(b)。味をみて塩・こしょうで味をととのえる。オーブンは230度に予熱する。
*肉をアルミ箔で包むとパサつかずしっとりと仕上がる。野菜や豆が煮汁から顔を出す程度まで煮込む。(4)オーブンで焼く(3)の肉を大きめの一口大に切ってグラタン皿に入れ、ソーセージを立体的に並べる。残りの(3)を加え、オリーブ油をまわしかけて230度のオーブンで約10分焼く。
*ソーセージの飛び出た部分がパリッと焼けてメリハリが出る。 タサン志麻(タサン・しま)
予約の取れないフリーランスの家政婦。その家にある材料や調味料、道具を使って、確かな技術と柔軟な発想で作る料理に注目が集まる。フランス人の夫、5歳、3歳の息子、1歳の娘、猫2匹と暮らす。
撮影/本誌・大見謝星斗 構成・文/井伊左千穂
『家庭画報』2023年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。